兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

値上がり優勢、関税措置を延期評価
【市況】東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、関税措置を延期評価

 
東証スタンダード市場はトランプ米大統領が欧州連合(EU)に対する50%の関税措置を延期することで合意したとの報道が好感された。ただ、関税を巡る不透明感は依然として残っており、積極的な買いは入りづらく、上値は限られた。
スタンダードTOP20は反落。出来高は2億5189万株。値上がり銘柄数878、値下がり銘柄数451と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、エスクリがストップ高。メタプラネットは一時ストップ高と値を飛ばした。アズパートナーズ、松井建設、日本ドライケミカル、テクノ菱和、B−R サーティワンアイスクリームなど45銘柄は年初来高値を更新。BSNメディアホールディングス、テモナ、ANAPホールディングス、Abalance、ぷらっとホームが買われた。
 
一方、ボルテージが一時ストップ安と急落した。芦森工業、田谷、マックハウス、近鉄百貨店は年初来安値を更新。木徳神糧、タカショー、テリロジーホールディングス、エヌエフホールディングス、レイが売られた。