値下がり優勢、グロース250が続落 半年ぶり安値
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【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、グロース250が続落 半年ぶり安値
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東証グロース市場は国内長期金利の上昇がグロース市場の高PER(株価収益率)銘柄にとって重荷になった。指数が下落歩調を強めるなか、信用取引の買い残の多い銘柄の下げが大きくなった。
市場関係者からは「手掛かり材料が乏しい中で、グロース250も700割れで疲労感が出てきている感じだ」との声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は3日続落した。終値は前週末比10.01ポイント(1.41%)安の698.53だった。グロース250、グロースCoreはともに続落。
グロース市場ではAiロボ、サンバイオ、GENDAが下落した。一方、ブシロードやバイセルといった好業績銘柄には買いが入った。
値上がり銘柄数170、値下がり銘柄数426と、値下がりが優勢だった。
17日に名証ネクスト市場に新規上場したハンワHは公開価格(270円)を上回る298円で初値を付けた。その後、制限値幅の上限(ストップ高水準)にあたる378円まで買われ、同水準で初日の取引を終えた。
個別ではグリーンモンスター、PRISM BioLab、博展、Synspective、シルバーエッグ・テクノロジーなど9銘柄がストップ高。シェアリングテクノロジー、サインドは一時ストップ高と値を飛ばした。WOLVES HAND、THECOO、ユーソナー、日本動物高度医療センター、SBIインシュアランスグループなど11銘柄は年初来高値を更新。ブシロード、免疫生物研究所、デジタルプラス、アジアクエスト、モンスターラボが買われた。
一方、Aiロボティクス、フルッタフルッタ、Schoo、GVA TECH、インバウンドプラットフォームなど6銘柄がストップ安。カウリス、インフォメティス、ユカリア、海帆、クラウドワークスなど6銘柄は一時ストップ安と急落した。Veritas In Silico、PostPrime、ROXX、ダイナミックマッププラットフォーム、プログレス・テクノロジーズ グループなど48銘柄は年初来安値を更新。スタメン、エフ・コード、フェニックスバイオ、ヒューマンテクノロジーズ、いつもが売られた。










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