兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

値上がり優勢、個人投資家の心理が改善
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、個人投資家の心理が改善

 
東証グロース市場は前日の米株高を受けて、個人投資家の心理が改善し、宇宙や防衛などのテーマ株の物色が強まった。
 
東京証券取引所がグロース市場の改革として上場から5年で時価総額が100億円に達しない企業を上場廃止にする方針を示している。市場関係者は、「時価総額が100億円未満の企業が株価上昇に向けた施策をこれから打ち出してくるとの期待も新興市場の先高観を支えている」と指摘した。
東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比4.02ポイント高の740.74だった。前日に付けた年初来高値(736.72)を上回った。グロースCoreも上昇。
 
グロース市場ではQPS研究所やジーエヌアイが上昇した。一方、タイミーやAiロボは下落した。値上がり銘柄数309、値下がり銘柄数245と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではホットリンク、コンヴァノがストップ高。D&Mカンパニー、PostPrime、タイミー、ククレブ・アドバイザーズ、デジタルグリッドなど41銘柄は年初来高値を更新。QPS研究所、ダイナミックマッププラットフォーム、ミライロ、HPCシステムズ、ソフトマックスが買われた。
 
 一方、GENDAが年初来安値を更新。Terra Drone、かっこ、フーバーブレイン、フィスコ、ACSLが売られた。