売り買い拮抗、国内の長期金利が低下
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【市況】東証グロース(前引け)=売り買い拮抗、国内の長期金利が低下
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東証グロース市場は国内の長期金利が低下したことで高PER(株価収益率)銘柄が相対的に多い新興株の割高感が和らぎ、買いが優勢となった。朝高後は下落に転じるなど、相場は方向感に欠く展開だった。
東証グロース市場250指数は小幅に反発した。前引けは前日比0.58ポイント(0.08%)高の758.06だった。
グロース市場ではトライアルやフリー、MTGが上昇。一方、GENDAや、タイミー、インテグラルは下落した。値上がり銘柄数290、値下がり銘柄数271と、売り買いが拮抗した。
個別ではイメージ情報開発、ジィ・シィ企画が一時ストップ高と値を飛ばした。D&Mカンパニー、日本ファルコム、ココナラ、窪田製薬ホールディングス、日本動物高度医療センターなど10銘柄は年初来高値を更新。リファインバースグループ、技術承継機構、GVA TECH、ココルポート、FRONTEOが買われた。
一方、Chordia Therapeutics、フラー、グラッドキューブが年初来安値を更新。アルファクス・フード・システム、データセクション、ジェリービーンズグループ、TORICO、コンヴァノが売られた。