値下がり優勢、景気後退への懸念
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【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、景気後退への懸念
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東証グロース市場は東証グロース市場250指数は大幅に続落した。前引けは前週末比43.53ポイント(7.29%)安の553.85だった。トランプ米政権の関税政策による貿易摩擦の拡大や景気後退への懸念から、主力株が売られた。指数は一時、11%近く下落する場面もあった。
グロースCoreも大幅安。
グロース市場ではカバーやテラドローンが下落した。一方、SynsやライズCGは上昇した。
値上がり銘柄数12、値下がり銘柄数600と、値下がりが優勢だった。
7日に東証スタンダード市場に新規上場したIACEトラは公開価格(1000円)を下回る864円で初値を付け、前引けは945円だった。
個別ではエコナビスタが年初来高値を更新。Synspective、プロパティデータバンク、ククレブ・アドバイザーズ、アクアライン、カオナビが買われた。
一方、Veritas In Silico、ニッソウ、L is B、インフォメティス、ミライロなど25銘柄が一時ストップ安と急落した。VRAIN Solution、Cocolive、光フードサービス、エムビーエス、ジンジブなど477銘柄は年初来安値を更新。Institution for a Global Society、エクスモーション、モルフォ、Delta-Fly Pharma、プロディライトが売られた。