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売り買い拮抗、方向感に欠ける
【市況】東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、方向感に欠ける

 
東証グロース市場は日経平均株価が大幅に上昇したことが支えになったほか、国内の長期金利が低下したことで高PER(株価収益率)銘柄が相対的に多い新興株の割高感が和らぎ、買いが優勢となった。朝高後は下落に転じるなど、指数は1日を通して方向感に欠いた。
東証グロース市場250指数は4営業日ぶりに反発した。終値は前日比2.16ポイント(0.29%)高の759.64だった。
グロース市場ではフリーやサンバイオ、ジーエヌアイが上昇した。一方、タイミーやインテグラル、delyは下落した。グロース250とグロースCoreは小幅高。
値上がり銘柄数293、値下がり銘柄数269と、売り買いが拮抗した。
 
個別ではFRONTEO、BCCがストップ高。イメージ情報開発、ジィ・シィ企画は一時ストップ高と値を飛ばした。D&Mカンパニー、日本ファルコム、ココナラ、窪田製薬ホールディングス、日本動物高度医療センターなど11銘柄は年初来高値を更新。リファインバースグループ、GVA TECH、ココルポート、技術承継機構、BTMが買われた。
 
 一方、Chordia Therapeutics、LOIVE、フラー、グラッドキューブが年初来安値を更新。アルファクス・フード・システム、データセクション、アクセルマーク、ソフトフロントホールディングス、アイキューブドシステムズが売られた。