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値下がり優勢、持ち高調整の売り
【市況】東証グロース(大引け)= 値下がり優勢、持ち高調整の売り

東証グロース市場は個人投資家もプライム市場の好決算銘柄に向かい、新興企業株式は薄商いとなった。週末を控え、持ち高調整の売りが出た。赤字決算を発表した銘柄への売りも引き続き重荷となった。
市場では「決算を発表する東証プライム市場の主力銘柄に投資家の関心が集まり、新興株には物色が向かいにくくなっている」との声も聞かれた。
グロースCoreは続伸。東証グロース市場250指数は3日続落した。終値は前日比2.74ポイント(0.42%)安の650.23だった。
グロース市場ではカウリスやソラコムが下落した。一方、QPS研究所やセキュアは上昇した。
値上がり銘柄数202、値下がり銘柄数318と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、Arent、トラース・オン・プロダクト、コパ・コーポレーションがストップ高。GMO TECH、サンウェルズは一時ストップ高と値を飛ばした。GreenEnergy & Company、フーバーブレイン、coly、ステラファーマ、アイビスなど6銘柄は年初来高値を更新。BASE、Birdman、グローム・ホールディングス、トリプルアイズ、Kudanが買われた。
 
一方、JTOWER、ジャパンワランティサポートがストップ安。サイバー・バズは一時ストップ安と急落した。イオレ、ユナイテッド、アマガサ、スタジオアタオ、データホライゾンなど22銘柄は年初来安値を更新。クラウドワークス、売れるネット広告社、クラダシ、アドバンスト・メディア、アジャイルメディア・ネットワークが売られた。