反落スタート、米エヌビディア株安受け
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【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、米エヌビディア株安受け
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28日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比212円13銭安の4万2308円14銭。
前日の米株式市場は、NYダウが147ドル高と続伸し、主要株価3指数はそろって上昇。
取引終了後にエヌビディア<NVDA>が発表した25年5~7月期の決算は、売上高と調整後1株利益がともに市場予想を上回る結果となった。同社は8~10月期の売上高が540億ドルを中心にプラスマイナス2%の範囲になると予想。
ただしAI半導体「H20」の中国向けの出荷による影響は織り込まなかった。発表を受けて時間外取引でエヌビディアの株価は下落。直近で上昇基調にあったことから利益確定目的の売りが出たとみられている。東京株式市場において時間外取引でのエヌビディア株の下落は、半導体関連株の重荷となっている。
東証株価指数(TOPIX)も朝安後、上げに転じている。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)や大塚HDが上昇している。塩野義製薬、第一三共も高い。一方、TDKやファナック、ディスコが下落している。ファストリやダイキンも安い。
東証株価指数(TOPIX)も朝安後、上げに転じている。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)や大塚HDが上昇している。塩野義製薬、第一三共も高い。一方、TDKやファナック、ディスコが下落している。ファストリやダイキンも安い。