兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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続伸スタート、米株高と円安支え
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、米株高と円安支え
【寄り付き概況】
 
28日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比370円68銭高の3万8094円79銭。
 
主力株をはじめ広範囲にリスクを取る動きが継続し、全体指数の上値指向が続いている。日経平均はフシ目の3万8000円大台を寄り付き時点で回復した。前日の欧州株市場はほぼ全面高に近い商状だったが、メモリアルデーを挟み3連休明けとなった米国株市場でもリスクオンが鮮明となり、NYダウが5日ぶりに急反騰し終値で700ドルを超える上昇となった。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も上昇率でダウを大きく上回り、エヌビディア<NVDA>など半導体関連も買われたことで、東京株式市場でも追い風が意識される状況だ。外国為替市場でドル高・円安方向に振れていることも輸出セクター中心にポジティブ材料となっている。

トヨタやホンダといった自動車株を中心に輸出採算の改善期待から輸出関連株が堅調となっている。


東証株価指数(TOPIX)は続伸している。


個別では、フジクラや丸紅、東京海上が上昇している。一方、住友鉱やキッコマン、富士電機が下落している。