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売り買い拮抗、利益確定売りが優勢
【市況】東証グロース(前引け)=売り買い拮抗、利益確定売りが優勢

 
東証グロース市場は前日に指数が2.61%高と大きく上昇していたこともあり、利益確定売りが優勢だった。
一方、自民党の高市早苗総裁の関連銘柄とされるサイバーセキュリティーや宇宙開発関連の銘柄は買われた。16日に自民党と日本維新の会の政策協議が始まる予定で、自民党の高市早苗総裁が首相となる可能性が意識され、関連銘柄が物色された。
東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比6.17ポイント(0.83%)安の735.33だった。グロース250、グロースCoreは下落。
 
グロース市場ではFFRIやタイミー、QPS研究所が上昇した。一方、トライアルやサンバイオ、フリーは下落した。値上がり銘柄数261、値下がり銘柄数285と、売り買いが拮抗した。
 
 個別ではイシン、グロービング、エータイ、フェニックスバイオが一時ストップ高と値を飛ばした。VRAIN Solution、FFRIセキュリティ、NANO MRNA、property technologies、リグアは年初来高値を更新。ジェイドグループ、Green Earth Institute、ELEMENTS、Will Smart、アライドアーキテクツが買われた。
 
 一方、TENTIAL、ペイクラウドホールディングス、グッドパッチがストップ安。PostPrime、TMH、TalentX、ジグザグ、ニューラルグループなど8銘柄は年初来安値を更新。JRC、フォルシア、バリュークリエーション、AppBank、サイエンスアーツが売られた。