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反発スタート、米株高受け
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、米株高受け
【寄り付き概況】
 
10日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比287円81銭高の3万8361円79銭。
 
前日の米株式市場は、NYダウは331ドル高と7日続伸。米利下げ期待を背景とする買いが優勢だった。ナスダック指数も上昇した。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。為替は1ドル=155円40銭前後で推移している。
 
発表の雇用指標が労働需給の緩みを示し、米連邦準備理事会(FRB)が年後半に利下げに動くとの見方が株買いを後押しした。FRBの年後半の利下げが米景気や原油需要を支えるとの見方から米原油先物が上昇し、INPEXなどの鉱業や石油石炭製品、海運株の値上がりが目立つ。
 
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
 
個別では、ダイキンと住友不が大幅高。ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が上昇した。KDDIやファナックも買われた。一方、スクリンが大幅安。ソニーGやトヨタ、パナHDが下落した。