値上がり優勢、個人投資家などの買い
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【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、個人投資家などの買い
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東証グロース市場は自民党と日本維新の会が連立政権樹立で合意し、積極財政を掲げる自民党の高市早苗総裁が首相に選出されることが確実視される状況となった。日経平均株価が海外投機筋の断続的な買いで大幅に上昇するなか、新興市場でもリスク選好姿勢に傾いた個人投資家などの買いが優勢だった。
東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比5.36ポイント(0.73%)高の736.11だった。グロース250、グロースCoreはしっかり。
グロース市場ではトライアルやフリーが上昇した。一方、MTGやアストロHDは下落した。
値上がり銘柄数347、値下がり銘柄数208と、値上がりが優勢だった。
個別ではフェニックスバイオがストップ高。WOLVES HAND、豆蔵、セキュアヴェイル、FFRIセキュリティ、ユーソナーなど9銘柄は年初来高値を更新。データセクション、グロービング、イタミアート、コンヴァノ、ARアドバンストテクノロジが買われた。
一方、PostPrime、ゼネラル・オイスター、リップス、ニューラルグループ、ビザスクが年初来安値を更新。リグア、D&Mカンパニー、イシン、MTG、フィードフォースグループが売られた。