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下値堅めの展開か

下値堅めの展開か








Market Data
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【日経平均】
42310円49銭(△121円70銭=0.29%)
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【TOPIX】
3081.88(△18.69=0.61%)
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【グロース250】
774.48(▲3.50=0.45%)
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【プライム売買高】17億7339万株(△5132万株)
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【売買代金】3兆9534億円(▲709億円)
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【値上がり銘柄数】1012(前日:750)
【値下がり銘柄数】555(前日:806)
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【新高値銘柄数】191(前日:102)
【新安値銘柄数】4(前日:9)
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【25日騰落レシオ】132.29(前日:128.08)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は3日ぶり反発、前日の急落の反動で切り返す
 2.米国はレーバーデーで休場、手掛かり材料難で上値重い
 3.石破首相の両院議員総会での退陣保留で軟化する場面も
 4.半導体は軟調目立つも、商社や海運などバリュー株強い
 5.値上がり銘柄63%占めるが、売買代金は4兆円割り込む
 

日経平均は3日ぶり反発。
後場にマイナス圏に沈んだところで、売り崩されることなく切り返した点は特筆される。安値の4万2084円は25日線(4万2115円、2日時点、以下同じ)に近く、テクニカルの節目が意識されたようにも見える。

休場明けの米国でエヌビディアがどういった動きを見せるかが注目される。弱かった場合にはソフトバンクGやアドバンテストが改めて売られる可能性も考えられる。
今はこれらに振り回されるのは仕方ないが、下値は固めておきたい局面だろう。
25日線や節目の4万2000円を割り込んでしまうと、13週線(4万823円)辺りまでは調整が続きそうであるだけに、ここは踏ん張りどころだ。TOPIXの方は終値(3081p)で5日線(3075p)を上回っており、チャートが改善している。
日経平均もキャッチアップして5日線(4万2513円)上を回復できるかに注目したい。
 
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(2日現在)
 
45805.44  ボリンジャー:+3σ(13週)
45216.22  ボリンジャー:+3σ(25日)
44182.75  ボリンジャー:+2σ(25日)
44144.77  ボリンジャー:+2σ(13週)
44006.93  ボリンジャー:+2σ(26週)
43149.29  ボリンジャー:+1σ(25日)
42518.30  均衡表転換線(日足)
42493.54  6日移動平均線
42484.11  ボリンジャー:+1σ(13週)
 
42310.49  ★日経平均株価2日終値
 
42115.82  25日移動平均線
41863.47  均衡表基準線(日足)
41582.66  均衡表転換線(週足)
41336.39  ボリンジャー:+1σ(26週)
41082.35  ボリンジャー:-1σ(25日)
40823.45  13週移動平均線
40382.10  均衡表雲上限(日足)
40048.88  ボリンジャー:-2σ(25日)
39970.36  75日移動平均線
39460.83  均衡表雲下限(日足)
39162.78  ボリンジャー:-1σ(13週)
39015.42  ボリンジャー:-3σ(25日)
38665.86  26週移動平均線
38629.15  200日移動平均線
 
 
下降を続ける5日移動平均線を上回ることなく推移したが、25日線をわずかに下回る水準で下げ止まった。ローソク足は寄り引けほぼ同値の小陽線から上下のヒゲを伴う「十字線」に似た形状を描き、本日終値(42310.49円)付近での短期的な売り買い拮抗状態が推察される。ただ、日経平均の25日線は上向きをキープしているほか、TOPIXの終値は上向きに転じた5日線上方に復帰しており、大勢では上昇トレンドが継続している模様だ。