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値下がり優勢、投資家心理の重荷
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、投資家心理の重荷

 
東証グロース市場は26日の日経平均株価が一時大幅に下落するなど軟調に推移するなか、新興市場でも売りが優勢だった。トランプ次期米大統領が対中関税などの強化を表明したのが投資家心理の重荷となった。一方、東証グロース市場250の下落率は日経平均(0.87%)に比べると小さく、業績が堅調な内需株を物色する動きもみられた。
 
グロースCoreは下落。東証グロース市場250指数は反落した。終値は前日比2.71ポイント(0.42%)安の635.47だった。グロース市場ではカバーやGENDAが下落した。一方、エヌピーシーやトライアルは上昇した。
値上がり銘柄数235、値下がり銘柄数322と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではログリーが一時ストップ高と値を飛ばした。レジル、LAホールディングス、アンビション DX ホールディングス、ベイシス、カイオム・バイオサイエンスなど7銘柄は年初来高値を更新。シャノン、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、雨風太陽、JDSC、eWeLLが買われた。
 
 一方、VRAIN Solution、ジンジブ、JSH、ライスカレー、サンクゼールなど15銘柄が年初来安値を更新。BTM、トリプルアイズ、アスア、データセクション、フルッタフルッタが売られた。