値上がり優勢、決算など個別に材料が出た銘柄に買い
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【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、決算など個別に材料が出た銘柄に買い
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東証グロース市場は4営業日ぶりに反発。決算など個別に材料が出た銘柄に買いが入った。
市場関係者は「日米の長期金利の上昇懸念が一服したことは、グロース株の追い風になった」と話す。「個人の運用成績が良く、すぐに利益確定の売りを出す必要がなかった」ことも下値を支えた。
「主力株に持ち高調整の売りが出る一方、出遅れていた銘柄に買いが入る傾向があった」との声が聞こえた。
東証グロース市場250指数は4営業日ぶりに反発した。終値は前日比3.36ポイント(0.46%)高の734.74だった。グロース250は堅調、グロースCoreは軟調。
グロース市場ではヘリオスやデータセクが上昇した。一方、サンバイオやトライアルは下落した。
値上がり銘柄数303、値下がり銘柄数258と、値上がりが優勢だった。
個別ではインフォメティス、ヘリオス、JRC、グッドパッチ、いつもがストップ高。ABEJAは一時ストップ高と値を飛ばした。グロービング、ジェイグループホールディングス、ベガコーポレーション、モブキャストホールディングス、リップスなど17銘柄は年初来高値を更新。TORICO、ジェイドグループ、property technologies、ジンジブ、ブルーイノベーションが買われた。
一方、Chordia Therapeutics、ツクルバ、ウェルネス・コミュニケーションズ、ヒット、ビザスクなど8銘柄が年初来安値を更新。ジェイフロンティア、メタリアル、ジグザグ、BeeX、グロースエクスパートナーズが売られた。