兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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相場概況(前引け)
519円安と反落、トランプ氏が追加関税表明でリスク回避
東京株式(前引け)=519円安と反落、トランプ氏が追加関税表明でリスク回避

  26日午前の日経平均株価は反落し、午前終値は前日比519円76銭安の3万8260円38銭だった。   前日とは一転して先物主導で想定外の下げに直面した。前日の欧州株市場で主要国の株価が総じて堅調に推移したほか、米国株市場ではNYダウが3営業日続けて400ドルを超える上昇をみせ最高値圏を走っており、東京株式市場でも追い風が意識された。しかし、寄り付きから大きく売りに押され、その後は先物を絡めたインデックス売りで漸次水準を切り下げる地合いとなった。トランプ次期米大統領の中国やカナダ、メキシコなどに対する関税強化についてのSNS投稿が嫌気された。大統領への就...

相場概況(寄り付き後)
反落スタート、トランプ氏の関税強化策に懸念
【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、トランプ氏の関税強化策に懸念

【寄り付き概況】   26日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比183円38銭安の3万8596円76銭。   前日の欧州株市場は高安まちまちの展開だったが、米国株市場では引き続きNYダウの上げ足が止まらず、3営業日連続で400ドルを超える上昇となり最高値圏を走っている。   米長期金利が4.2%台後半まで急低下しており、これが投資家のセンチメントを強気に傾けている。ただ、東京株式市場では前日の米株価指数先物の値動きなどを横目に日経平均が大幅高に買われていたこともあり、きょうは上値の重い状況...

カタリストコメント
03_katakome41.jpg 「続伸」
「続伸」

「11月最終日を含む週の株高アノマリー」 「続伸」 週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。 NYダウは連日の過去最高値更新。 中小型株で構成するラッセル2000指数も3年ぶりに過去最高値を更新。 「国債利回りの低下を好感」との解釈。 アマゾンが2.2%高。 百貨店大手メーシーズは2.2%下落。 10月のシカゴ連銀全米活動指数はマイナス0.40。 前月(マイナス0.27)から悪化し1月以来の低水準。 国債利回りは低下。 トランプ次期米大統領が著名投資家スコット・ベッセント氏を財務長官に指名。 財政軌道が懸念されていた...

株価材料NEWS
【株価材料NEWS】
【株価材料NEWS】

[株価材料]   ■「曲がる太陽電池」政府目標 家庭電力の1割に 40年度   ■米ファンド セブン&アイ<3382> 買収関与は「収益以上の意味」   ■積水ハウス<1928> など住宅3社 部材を共同配送   ■日本特殊陶業<5334> 東芝マテリアルを買収 1500億円で   ■伊藤忠商事<8001> CO2排出量測定に...

相場展望(寄り付き前)
もみ合い展開か
【オープニングコメント】
もみ合い展開か

26日の東京株式市場は、もみ合い展開か。 日経平均株価の予想レンジは、3万8600円-3万9000円を想定。(25日終値3万8780円14銭)   米国株は上昇。ダウ平均は440ドル高の44736ドルで取引を終えた。 現地25日の米国株式が上昇した動きを受け、日経平均株価は買い先行スタートとなりそう。   ただ、日経平均はきのう25日、心理的なフシ目の3万9000円を約1週間ぶりに回復する場面がみられたものの、戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好だった。買い手がかり材料に乏しいことから...

NY株/欧州株概況
連日最高値440ドル高、米財務長官人事を好感
【市況】連日最高値440ドル高、米財務長官人事を好感

25日のNYダウ工業株30種平均は4日続伸し、前週末比440ドル06セント(0.99%)高の4万4736ドル57セントで終えた。 前週末に続き連日で最高値を更新した。トランプ次期米大統領が新政権の財務長官を指名し、米経済が堅調さを保ちつつ債務膨張を抑えられると期待した買いが入った。米長期金利が大幅に低下し、株式の相対的な割高感が薄れたとの見方も支えとなった。   トランプ氏は22日、投資ファンド経営者のスコット・ベッセント氏を財務長官に充てると表明した。同氏は規制緩和を志向するほか、財政赤字の拡大抑制を主張。高止まりが続いていた米長期...

毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【へ行】

 【へ行】
 
 
■ヘルシーな下落【へるしーなげらく】
最近外資系の連中が多用する言葉。
聞くことにより不安感や警戒感をやや後退させてくれる。
ただ「健康に良い下げ」という表現は、買い方は発すると負け惜しみ。
売り方が発すると「歓喜」につながる。
もともと上げも下げも健康に良い訳はなさそうだが・・・。
 
 
 
■ベンチマーク【べんちまーく】
投資信託などで運用の目標とされる指標。
日経平均株価やTOPIXの上昇下落率とされることが多い。
ただ、ベンチマークを重視するあまり「日経平均株価は年間マイナス15%でしたが、当ファンドはマイナス8%と運用となり、ベンチマークを上回りました」というような誇らしげな運用報告書も散見される。
ベンチマークがどうなろうと少なくともプラスで運用するのがプロであるという観点からすると、変な状態も見受けられる。
 
 

株ちゃんの明日読み
短期的な値幅取り狙いか

短期的な値幅取り狙いか

        【日経平均】 38780円14銭(△496円29銭=1.30%) -------------------------------------------- 【TOPIX】 2715.60(△19.07=0.71%) -------------------------------------------- 【グロース250】 638.18(△3.37=0.53%) -------------------------------------------- 【プライム売買高】27億4589万株...

相場概況(大引け)
496円高と続伸、堅調な米景気が支え
東京株式(大引け)=496円高と続伸、堅調な米景気が支え

【大引け概況】 25日の日経平均株価は続伸し、終値は前週末に比べ496円29銭高の3万8780円14銭だった。   本日のマーケット動画 時間:00:01:37 容量:20.17M   ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら   朝方からリスク選好の流れとなり、日経平均は大きく上値を伸ばし、朝方に750円を超える上昇でフシ目の3万9000円台を回復する場面があった。前週末の欧州株市場が金利低下を背景に全面高に買われた。 また、米国株市場では発表された...

東証スタンダード(大引け)
値上がり優勢、投資家心理の改善
【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値上がり優勢、投資家心理の改善

  東証スタンダード市場は米国株高を引き継いで東京株式市場が堅調に推移しており、投資家心理の改善からスタンダード市場にも買いが先行した。 スタンダードTOP20は反落。出来高3億8460万株。 値上がり銘柄数779、値下がり銘柄数618と、値上がりが優勢だった。   個別ではGMOアドパートナーズがストップ高。日本電技、クシム、アヲハタ、ミタチ産業、丸千代山岡家など27銘柄は年初来高値を更新。マリオン、佐藤食品工業、萬世電機、サンエー化研、新都ホールディングスが買われた。   一方、福留ハム、魚喜、テクニスコ、旭コンクリート工業、...

東証グロース(大引け)
値上がり優勢、割安感に着目した買い
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、割安感に着目した買い

  東証グロース市場は22日の米長期金利が低下したことを受けて、PER(株価収益率)の高い銘柄の多い新興株の割安感に着目した買いが入った。25日の日経平均株価の上昇も投資家心理の支えとなった。ただ、直近の高値圏とあって利益確定売りも目立ち、上値は重かった。 グロースCoreは続落。東証グロース市場250指数は反発した。終値は前週末比3.37ポイント(0.53%)高の638.18だった。 グロース市場ではウェルスナビ、フリーが上昇した。一方でライフネット、弁護士COMは下落した。値上がり銘柄数315、値下がり銘柄数237と、値上がりが優勢だった。   ...