兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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相場概況(寄り付き後)
大幅反発、米ダウ平均が過去最大の上げ幅
【市況】東京株式(寄り付き)=大幅反発、米ダウ平均が過去最大の上げ幅

【寄り付き概況】 10日の日経平均株価は大幅反発で始まった。始値は前日比607円18銭高の3万2321円21銭。   前日の米国株市場では午後の取引で地合いが一変し、NYダウやナスダック総合株価指数など主要株価3指数が揃って急騰を演じた。トランプ米大統領が自身のSNSで同日に発動した相互関税を一部の国や地域で90日間停止することを表明、これが株価を押し上げる格好となった。NYダウは3000ドル近い上昇で1日の上げ幅としては過去最高を記録、更にハイテク株への買いが顕著で、ナスダック総合株価指数は上昇率でダウを大きく上回った。これを受けて東京市場でも幅...

毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【ら行】

【ら行】
 
■乱高下【らんこうげ】
相場が短期間に激しく上下に変動すること。
ただし時間軸や値幅に明確な規定はない。
類義語は騰落、無秩序、パニック、けいれん現象、ジェットコースターなど。
面白いことに乱上下とはあまり言わない。
2010年のアノマリーは「相場は乱高下し始めた方向にその後動く」だった。
 
 
 
■LIBORフラット【らいぼーふらっと】
企業が資金調達をする際に、基準金利としてLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)が使われるケースで、LIBORと同水準で資金調達が行われる場合の呼び方。
 
 
 
■ライツ・オファリング(らいつおふぁりんぐ)
新株予約権無償割当ては、英語では「ライツ・オファリング」とも呼ばれ、既存株主の保有株式数に応じて、当該上場会社の株式を、一般的に市場価格よりも低い価格で購入できる新株予約権を無償で割当てる増資手法。
 

株ちゃんの明日読み
下値波乱の要素が残る

下値波乱の要素が残る

Market Data -------------------------------------------- 【日経平均】 31714円03銭(▲1298円55銭=3.93%) -------------------------------------------- 【TOPIX】 2349.33(▲82.69=3.40%) -------------------------------------------- 【グロース250】 573.09(▲16.08=2.73%) --------------------------------------...

相場概況(大引け)
大幅反落、関税発動で一時1700円超安
東京株式(大引け)=大幅反落、関税発動で一時1700円超安

【大引け概況】 9日の日経平均株価は急反落し、終値は前日比1298円55銭安の3万1714円03銭だった。   本日のマーケット動画 時間:00:01:05 容量:13.59M   ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら   きょうの東京株式市場は再びリスクオフ一色に染まり、全体の90%の銘柄が下落する全面安商状となった。前日の米国株市場ではNYダウが朝高後に一貫して水準を切り下げ、結局300ドルあまりの下落となった。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数...

相場概況(前引け)
大幅反落 一時1300円安、貿易摩擦懸念で
東京株式(前引け)=大幅反落 一時1300円安、貿易摩擦懸念で

    9日午前の日経平均株価は大幅反落し、午前終値は前日比865円54銭安の3万2147円04銭だった。   きょう前場は、リスク回避目的の売りが噴出し日経平均は一時1300円あまりの下げをみせる場面があった。前日の米国株市場では朝高後にNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が次第安の展開となりマイナスで引けたことから、東京株式市場でもこれに追随して売り圧力の強い地合いとなった。米中間で貿易戦争の様相を呈していることで、買い手控え感が強まっている。また、日本時間午後1時1分に発動される相互関税に対する警戒感も強い。先物主導で下げた後は買...

相場概況(寄り付き後)
反落スタート、関税懸念受けた米株安で
【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、関税懸念受けた米株安で

【寄り付き概況】     9日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比483円35銭安の3万2529円23銭。   前日の欧州株市場は主要国の株価が総じて上昇したが、米国株市場では朝高後は次第安の展開となり、NYダウやナスダック総合株価指数など揃ってマイナス圏で引けた。トランプ米政権の中国に対する高関税政策と中国からの報復関税を背景に貿易戦争の世界経済への影響が警戒されている。東京株式市場では前日に日経平均株価が歴代4位となる1800円を超える上げ幅で切り返したが、再び下値を試す動きを強いられている。相互関税の発動を...

相場展望(寄り付き前)
反落後、もみ合い展開か
【オープニングコメント】
反落後、もみ合い展開か

9日の東京株式市場は反落後、もみ合いか。 日経平均株価の予想レンジは、3万2000円-3万2500円を想定。(8日終値3万3012円58銭)   米国株は下落。ダウ平均は320ドル安の37645ドルで取引を終えた。高く始まり1400ドル超上げる場面もあったが、買いが続かず急失速。終盤に下げに転じると一時800ドル超下落するなど乱高下した。 現地8日の米国株式が下落した動きを受け、売り先行スタートが見込まれる。   為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の前半(8日は147円39-40銭)...

毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【よ行】

【よ行】
 
■ヨーロピアンタイプ【よーろぴあんたいぷ】
オプション取引や投資信託、仕組み債などで満期日のみに権利行使ができるタイプのこと。
一方、満期日以前にいつでも権利行使ができるタイプをアメリカンタイプという。
ただ、オプション取引などで反対売買はいつでも出来るので間違いやすい。
あくまでも「権利行使」の自由度こと。
一般的にアメリカンタイプの方がヨーロピアンタイプよりもプレミアムが大きい。
また行使期間中に、権利行使可能な期日を複数回、間隔をあけて設定されているものをバミューダタイプという。
権利行使日を「マド」と呼ぶことがある。
因みにバミューダは欧州と米国の中間に位置している。
 
 
 
■様子見【ようすみ】
市場に参加することなく、事の成り行きを見守ること。
模様眺めとも表現される。
参加できない理由は、先行きの明確な方向がつかめないこととされる。
しかし、株式市場の場合、どんなケースでも「明確に方向がつかめる」ことは稀。
直近に経済指標や決算発表が控えていると、それを待っての様子見モードとされることが多い。
またある意味、オーバーナイトをしない投資家も市場に参加してはいるものの毎晩「様子見」をしているとも考えられる。
 
 
 
■寄り付き【よりつき】
過去18時間の妄想のすべてを一気に解消してくれる瞬間。
人によっては、こよなく愛する時間帯の始まり。
 
 
 
■よりひどい愚か者の理論【よりひどいおろかもののりろん】
割高で実は投資するだけの価値がない銘柄を、自分が買った値段より高い値段で買う愚かな投資家が現れるだろうという論理。
別に「もう一人の愚か者」論ともいいます。
高値を買う自分よりもさらに愚かな投資家がいるという前提に立った投資理論。
自分よりも高値がつける投資家がいることを単純に期待する真理とも言える。
「そんな愚かな投資家はいない」という反論もあるが、実際には多くの場面で見られる。
また、日本の長期国債などこの論理がなければ買えない筈。
 
 
 
■陽線・陰線(ようせん・いんせん)
陽線とは、株価の動きをローソク足で表すとき、始値に比べて終値が高かった場合に一般的に白で表示される線のこと。逆に、始値に比べて終値が安かった場合に一般的に黒で表示される線のことを陰線といいます。白い部分が長いほど最初に付いた値段から大きく上がって終わったということになる。
ローソク足は、日本で株価チャート(罫線(けいせん)ともいう)を作成する際に最も使用されているもので、始値、終値、高値、安値といった4本値で作られる。始値や終値よりも高い高値や、安い安値がついた場合は、その価格まで線(ヒゲ)を伸ばす。古くは、江戸時代の堂島の米相場の時代から使われていたという説が有力で、現在では日本だけでなく海外でも使用されている。(米国では、Candle Stickと呼ばれている)。
 
 
 
■呼値(よびね)
取引参加者が取引所の市場において売買を行おうとする際に、その売買注文の内容、例えば、売りか買いかの別、値段等を表示することをいう。
商品先物取引(東京商品取引所(TOCOM)の市場に限る)においては、約定の対象となる数量の単位のこと。


 

株価材料NEWS
【株価材料NEWS】
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相場概況(大引け)
1876円高、リスクオフの巻き戻しで全面高
東京株式(大引け)=1876円高、リスクオフの巻き戻しで全面高

【大引け概況】 8日の日経平均株価は4営業日ぶりに大幅反発し、終値は前日比1876円00銭高の3万3012円58銭だった。   本日のマーケット動画 時間:00:01:13 容量:15.65M   ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら   1日の値上がり幅としては歴代4位の 円台に乗せて取引を終えている。   個人投資家の追い証回避の売りが前日に高水準に出ていたことで、上値が軽くなっていたことも日経平均...