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反発、テーマ性や話題のある銘柄が買われる
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反発、テーマ性や話題のある銘柄が買われる
 
日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比1円94銭高い3635円08銭だった。午前の取引は下落して終えたが、午後は前日終値を上回って推移した。これまで上昇した銘柄に利益確定売りが広がる一方、テーマ性や話題のある銘柄が買われるなど循環物色が続いた。
米韓の両海軍による合同演習が始まり朝鮮半島情勢が緊迫するとの思惑から、重松製や興研といった防衛関連銘柄の売買が活発だった。
市場関係者からは、「全体的に値下がり銘柄が多かったが、ジャスダックは値がさ株の上昇が支えになったようだ」との見方が出ていた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で756億円、売買高は1億1539万株だった。
値上がり銘柄数は287、値下がり銘柄数は367となった。
 
個別では、ベクター、SAMURAI&J PARTNERS、テクノホライゾン・ホールディングス、旭化学工業、重松製作所がストップ高。岡山製紙、昭和システムエンジニアリング、北川精機は一時ストップ高と値を飛ばした。三信建設工業、アイケイ、銚子丸、昭栄薬品、大阪油化工業など31銘柄は年初来高値を更新。ネクストウェア、INEST、興研、タカギセイコーが買われた。
 
一方、ウェッジホールディングスがストップ安。ブロッコリー、ピクセルカンパニーズ、GMOペパボ、日宣など5銘柄は年初来安値を更新。
ヤマト・インダストリー、サンメッセテリロジー、クロスキャット、ホリイフードサービスが売られた。