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日経ジャスダック平均は続落、売りと押し目買いが交錯
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は続落、売りと押し目買いが交錯
 
日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比6円97銭安い3777円63銭だった。
ジャスダック平均は反発でスタートした。しかし寄り付き後に、時価総額上位の出前館がマイナスに転じたことや、ワークマンが徐々に下げ幅を拡大するなど巣籠り関連の銘柄の下落が目立ち相場の重しとなった。
新興企業市場は週末に伴う利益確保を目的とした手じまい売りと押し目買いが交錯し、高安まちまち。ジャスダック平均も下値は限られ、押し目買い意欲の根強さを印象付ける展開だった。市場関係者は「個人投資家の手の内は極めて良好」と指摘しているため、当面は底堅い展開が続きそうだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で669億円、売買高は1億2774万株だった。値上がり銘柄数は290、値下がり銘柄数は329となった。
 
個別では、ケイブがストップ安。グローバルインフォメーション、ジオコード、銀座山形屋は昨年来安値を更新。川崎地質、オーネックス、ヤマト・インダストリー、サンオータス、ヒーハイストが売られた。
 
 一方、イメージ ワン、IGポート、Mipox、山陽百貨店、協和コンサルタンツがストップ高。助川電気工業、三光産業は一時ストップ高と値を飛ばした。エイジス、セゾン情報システムズなど5銘柄は昨年来高値を更新。テクノアルファ、清和中央ホールディングス、不二精機、ナガオカ、旭化学工業が買われた。