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反発スタート、短期調整が一巡
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、短期調整が一巡
【寄り付き概況】

19日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比163円28銭高の2万8405円49銭。上昇幅は一時300円を超えた。
 
前日の米国株市場がキング牧師誕生日の祝日に伴い休場だったこともあって、手掛かり材料に欠けるなかも日経平均は買い優勢のスタートとなった。前日の欧州株市場が英国を除き総じて堅調だったことが買い安心感につながり、日経平均は前日まで2営業日続落したことで値ごろ感も生じ、押し目買い意欲を喚起している。
 
一方、外国為替市場でドル安・円高含みで推移していることに加え、米国で20日に予定されるバイデン新政権発足や19日に行われるイエレン次期財務長官の公聴会を目前に足もと手控えムードも浮上しやすい。取引時間中はアジア株の動向や米株価指数先物の動きに左右される展開が想定される。
 
個別では、ファーストリテ、東エレク、信越化が高く、第一三共、ファナックが買われている。半面、JR東海、楽天が軟調となっている。