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値上がり優勢、一部の投資家の買い
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、一部の投資家の買い

 
東証グロース市場は米長期金利が低下したのを受け、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)銘柄が多い新興市場では買いが入りやすかった。
市場では「米国で金融引き締めの警戒感が後退したので、一部の投資家の買いが入っている。ただ自律反発の域をでたとはいえない」との見方があった。
グロースCoreは続伸。東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比8.20ポイント(1.33%)高の624.86だった。
グロース市場ではカバーやデータセクが上昇した。一方、QPS研究所やKudanは下落した。
値上がり銘柄数367、値下がり銘柄数158と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、データセクション、Institution for a Global Society、グリッドが一時ストップ高と値を飛ばした。レジル、駅探、ココペリ、コンヴァノ、トラース・オン・プロダクトは年初来高値を更新。ポート、データホライゾン、ジャパンワランティサポート、BuySell Technologies、アイビスが買われた。
 
 一方、地域新聞社が一時ストップ安と急落した。学びエイド、ジーネクスト、ミンカブ・ジ・インフォノイド、イメージ・マジック、スカイマークなど6銘柄は年初来安値を更新。ナイル、Kudan、ジェイック、AHCグループ、エヌ・ピー・シーが売られた。