兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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値下がり優勢、日経平均株価が伸び悩むと
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、日経平均株価が伸び悩むと

 
東証グロース市場は米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ観測が後退していることから前日の米長期金利が低下し、朝方はグロース(成長)株の多い国内新興市場では買いが先行した。だが17日に日経平均株価が伸び悩むと、歩調を合わせてグロース250も下げに転じた。
東証グロース市場250指数の前引けは前日比1.14ポイント(0.16%)安い690.00だった。
 
東証グロース市場ではカバーやヘッドウォが売られた一方、ジーエヌアイやアイスペースが買われた。新日本建物との経営統合を発表したタスキが上昇した。
値上がり銘柄数191、値下がり銘柄数313と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、Welbyがストップ高。エムビーエス、ジーエヌアイグループ、INFORICHは年初来高値を更新。インバウンドプラットフォーム、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、ジェイドグループ、ペルセウスプロテオミクス、アジャイルメディア・ネットワークが買われた。
 
一方、Waqooがストップ安。ケアネット、アミタホールディングス、トランスジェニック、G−FACTORY、データホライゾンなど40銘柄は年初来安値を更新。日本情報クリエイト、BuySell Technologies、リビングプラットフォーム、Green Earth Institute、カルナバイオサイエンスが売られた。