方向感の出づらくもみ合い展開か。

【オープニングコメント】 方向感の出づらくもみ合い展開か。

13日の東京株式市場は、方向感の出づらくもみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万2700円−2万3000円を想定する。
 
現地12日の米国株式市場で、NYダウが３日連続で史上最高値を更新した動きを受け、堅調なスタートとなりそう。
ただ、手掛かり材料難のなか、現地13日まで開催されるFOMC（米連邦公開市場委員会）の内容を確認したいとして、模様眺めムードが広がりそうだ。
イベント通過までは積極的には動きづらい。様子見姿勢が強まり、薄商いで小動きが続くだろう。
為替相場は、ドル・円が１ドル＝１１３円台の半ば（１２日終値１１３円４６−４７銭）と小動き。
12日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比10円高の2万2850円だった。
 
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1250万株、買い1000万株で、差し引き250万株の売り越し。売り越しは10営業日ぶり。金額も売り越し。
売りセクターに、情報通信、電機、不動産、鉄鋼、銀行、サービスなど。買いセクターに、機械、自動車、化学、その他金融、ＲＥＩＴ、薬品、精密など。
 
 
【好材料銘柄】
 
■アイビーシー <3920>
マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」に特化したソリューションサービスを提供開始。
 
■アルプス技研 <4641>
12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■ロードスターキャピタル <3482>
今期経常を5％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も0.5円増額。
 
【主な経済指標・スケジュール】
13（水）
10月機械受注（8:50）
半導体製造装置の国際展示会「セミコン・ジャパン2017」（〜12/15 東京ビッグサイト）
《決算発表》
くらコーポ、Ｈａｍｅｅ、トーエル、Ｊ．Ｓ．Ｂ．、ＳＫＩＹＡＫＩ、サンバイオ、ナトコ、コーセル、正栄食
 
【海外】
米11月消費者物価（22:30）
FOMC結果発表
イエレンFRB議長会見（経済見通し）
《米決算発表》
プログレッシブ・コープ
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。