兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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「スンっ」
「スンっ」

「スンっ」

「決算期待で続伸」

火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
テスラは引け後に決算と新型モデルの発売を前倒しすると発表。
これを受け時間外取引で株価は6%上昇。
マイクロソフト、アルファベット、メタなどハイテク大手の決算が予定。
期待感が高まったとの解釈。
GEは四半期決算が予想を上回り4.4%高。
スポティファイが11.4%高。
GEエアロスペースは8.3%高。
ダナハーが四半期利益と売上高が予想を上回り7.2%上昇。
第1四半期の収益が低調だったことを受け、年間売上高見通しを下方修正したジェットブルーは19%近く下落。
4月のS&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.9。
4カ月ぶりの低水準。
10年国債利回りは4.606%。
5年国債利回りは4.632%。
2年国債利回りは4.937%。
今週は25日にGDP、26日に個人消費支出(PCE)が発表予定。
4月のS&Pグローバルユーロ圏HCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.4。
3月の50.3から大幅に上昇し約1年ぶりの高水準。
ユーロ/円は一時165.71円と2008年以来の高値を付けた。
ドル円は154円台後半。
WTI原油先物6月物は1.46ドル(1.78%)高の1バレル=83.36ドル。
SKEW指数は131.80→133.40→131.68→135.61。
恐怖と欲望指数は37→40。
(昨年10月5日が20)。

火曜のNYダウは263ドル(0.69%)高の38503ドルと4日続伸。
高値38561ドル、安値38297ドル。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは100.54%(前日97.35%)。
NASDAQは245ポイント(1.59%)高の15696ポイントと続伸。
高値15730ポイント、安値15510ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは91.75(前日87.59)。
S&P500は59ポイント(1.20%)高の5070ポイントと続伸。
高値50376ポイント、安値5027ポイント。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオは99.25%(前日96.65%)。
ダウ輸送株指数は212ポイント(1.39%)高の15436ポイントと3日続伸。
SOX指数は96ポイント(2.21%)高の4478ポイントと続伸。
VIX指数は15.69(前日16.94)。
NYSEの売買高は9.63億株(前日9.97億株)。
3市場の合算売買高は105.7億株(前日は103.3億株、過去20日平均は110.7億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比365円高の37915円。
ドル建ては395円高の37945円。
ドル円は154.82円。
10年国債利回りは4.606%。
2年国債利回りは4.937%。


「信用倍率は過去最高の7.29倍」

火曜の日経平均は寄り付き358円高。
終値は113円(△0.30%)高の37552円と続伸。
高値37817円。
安値37397円。
日足は2日ぶりに陰線。
日経平均は6日連続で一目均衡の雲の中。
雲の下限は36582円。
15日は39457円→39232円にマド。
16日は38820円→38764円にマドで下に2空。
SQ値39820円は上回らず「幻」のSQ値で0勝8敗。
3月権利配当落ち埋め水準は日経平均で40762円。
TOPIXで2799ポイント。
TOPIXは3.77ポイント(△0.14%)高の2666ポイントと続伸。
過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント。
ザラ場高値は同日の2886.50。
TOPIXコア30指数は続伸。
プライム市場指数は1.93ポイント(△0.14)高の1372.34と続伸。
東証スタンダード指数は続伸。
東証グロース250指数は0.61ポイント(▲0.09%)安の650.64と反落。
25日移動平均線からの乖離は▲7.48%(前日▲7.87%)。
プライム市場の売買代金は3兆7014億円(前日4兆3071億円)。
6日ぶりに4兆円割れ。
昨年12月29日大納会(3兆819億円)以来の低水準。
売買高は14.30億株。
値上がり936銘柄(前日1470銘柄)。
値下がり651銘柄(前日161銘柄)。
新高値44銘柄(前日35銘柄)。
6日連続で2ケタ。
新安値20銘柄(前日22銘柄)。
2日連続で2ケタ。
プライム市場の騰落レシオは101.64(前日104.94)。
東証グロース市場の騰落レシオは77.93(前日80.22)。
NTレシオは14.08倍(前日14.06倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(39406円)からは▲4.70%(前日▲5.20%)。
10日連続で下回った。
上向きの75日線は37996円。
3日連続で下回った。
上向きの200日線(34563円)からは△8.65%(前日△8.39%)。
264日連続で上回った。
下向きの5日線は37620円。
8日連続で下回った。
25日線を下抜けたまま。
13週線は38718円。
20週ぶりに下回った。
26週線は36195円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.188%(前日▲18.362%)。
買い方▲7.792%(前日▲7.861%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.044%(前日▲8.867%)。
買い方▲22.425%(前日▲22.392%)。
空売り比率は44.0%(前日40.9%、6日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.6%(前日8.2%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
4月19日時点の信用売り残は1091億円減の6671億円。
2週ぶりに減少。
同信用買い残は2691億円増の4兆8645億円。
4週連続で増加。
18年ぶりに高水準を維持。
信用倍率は7.29倍(前週5.92倍)。
遡れる94年12月以降で過去最高。
因みにITバブル期の2000年2月の7.26倍を抜いた。
7倍台は2014年以来。
ボトムは2003年、2009年が1倍台だった。
日経VIは20.72(前日21.68)。
日経平均採用銘柄のPERは16.48倍(前日16.43倍)。
6日連続で16倍台。
前期基準では18.47倍。
EPSは2281円(前日2278円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.50倍(前日1.49倍)。
BPSは25034円(前日25125円)。
日経平均の予想益回りは6.08%。
予想配当り利回りは1.73%。
指数ベースではPERは22.30倍(前日22.24倍)。
EPSは1683円(前日1683円)。
PBRは2.05倍。
BPSは18318円(前日18262円)。
10年国債利回りは0.885%(前日0.880%)。
プライム市場の予想PERは16.36倍。
前期基準では18.48倍。
PBRは1.42倍。
プライム市場の予想益回りは6.11%。
配当利回り加重平均は2.07%。
プライム市場の単純平均は4円高の2878円(前日は2873円)。
プライム市場の売買単価は2587円(前日2521円)。
プライム市場の時価総額は938円(前日937億円)。
ドル建て日経平均は242.63(前日241.95)と続伸。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比365円高の37915円。
高値37960円、安値37425円。
大証夜間取引終値は日中比40円高の37960円。
気学では水曜が「上放れ売り。突込み買いの逆張り方針で駆け引き」。
木曜が「相場の分岐する日。足取りについて駆引きせよ」。
金曜が「目先の天底をつくることあり」。
ボリンジャーのプラス1σが40469円。
マイナス1σが38343円。
マイナス2σが37280円。
マイナス3σが36217円。
後講釈的には19日のマイナス3σ3790円(安値37333円)で反発した格好。
週足のプラス1σが40096円。
マイナス1σが37340円。
マイナス2σが35963円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
水星は逆行中(→4月25日)。
アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」そして「変化日」。

《今日のポイント4月24日》

(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
   10年国債利回りは4.606%。
   5年国債利回りは4.632%。
   2年国債利回りは4.937%。
   ドル円は154円台後半。
   恐怖と欲望指数は37→40。
   (昨年10月5日が20)。

(2)火曜のダウ輸送株指数は212ポイント(1.39%)高の15436ポイントと3日続伸。
   SOX指数は96ポイント(2.21%)高の4478ポイントと続伸。
   VIX指数は15.69(前日16.94)。
   NYSEの売買高は9.63億株(前日9.97億株)。
   3市場の合算売買高は105.7億株(前日は103.3億株、過去20日平均は110.7億株)。
   火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比365円高の37915円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆7014億円(前日4兆3071億円)。
   6日ぶりに4兆円割れ。
   昨年12月29日大納会(3兆819億円)以来の低水準。
   売買高は14.30億株。
   値上がり936銘柄(前日1470銘柄)。
   値下がり651銘柄(前日161銘柄)。
   新高値44銘柄(前日35銘柄)。
   6日連続で2ケタ。
   新安値20銘柄(前日22銘柄)。
   2日連続で2ケタ。
   プライム市場の騰落レシオは101.64(前日104.94)。
 
(4)下向きの25日線(39406円)からは▲4.70%(前日▲5.20%)。
   10日連続で下回った。
   上向きの75日線は37996円。
   3日連続で下回った。
   上向きの200日線(34563円)からは△8.65%(前日△8.39%)。
   264日連続で上回った。
   下向きの5日線は37620円。
   8日連続で下回った。
   25日線を下抜けたまま。
   13週線は38718円。
   20週ぶりに下回った。
   26週線は36195円。
 
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.188%(前日▲18.362%)。
   買い方▲7.792%(前日▲7.861%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.044%(前日▲8.867%)。
   買い方▲22.425%(前日▲22.392%)。

(6)空売り比率は44.0%(前日40.9%、6日連続で40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は8.6%(前日8.2%)。
   4月19日時点の信用売り残は1091億円減の6671億円。
   2週ぶりに減少。
   同信用買い残は2691億円増の4兆8645億円。
   4週連続で増加。
   18年ぶりに高水準を維持。
   信用倍率は7.29倍(前週5.92倍)。
   遡れる94年12月以降で過去最高。
   因みにITバブル期の2000年2月の7.26倍を抜いた。
   7倍台は2014年以来。
   ボトムは2003年、2009年が1倍台だった。
   日経VIは20.72(前日21.68)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは16.48倍(前日16.43倍)。
   6日連続で16倍台。
   前期基準では18.47倍。
   EPSは2281円(前日2278円)。
   直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
   225のPBRは1.50倍(前日1.49倍)。
   BPSは25034円(前日25125円)。
   日経平均の予想益回りは6.08%。
   予想配当り利回りは1.73%。
   指数ベースではPERは22.30倍(前日22.24倍)。
   EPSは1683円(前日1683円)。
   PBRは2.05倍。
   BPSは18318円(前日18262円)。
   10年国債利回りは0.885%(前日0.880%)。

(8)プライム市場の単純平均は4円高の2878円(前日は2873円)。
   プライム市場の時価総額は938円(前日937億円)。
   ドル建て日経平均は242.63(前日241.95)と続伸。

(9)ボリンジャーのプラス1σが40469円。
   マイナス1σが38343円。
   マイナス2σが37280円。
   マイナス3σが36217円。
   後講釈的には19日のマイナス3σ3790円(安値37333円)で反発した格好。
   週足のプラス1σが40096円。
   マイナス1σが37340円。
   マイナス2σが35963円。
   3月月中平均は日経平均39844円。
   TOPIXは2728ポイント。
   (9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
   昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
   水星は逆行中(→4月25日)。
   アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」そして「変化日」。


今年の曜日別勝敗(4月23日まで)

月曜9勝5敗
火曜8勝8敗
水曜3勝11敗
木曜9勝8敗
金曜11勝4敗

日経朝刊では「自社株買い、初の10兆円」の見出し。
上場企業の23年度の自社株買いは10兆2500億円。
2連連続で過去最高となった。
手元資金が昨年12月末時点で約106兆円だから約1割となる。
発行済株式数の5%以上の自社株買い発表は延べ160社。
前年度の4倍に増加。
背景は「資本効率重視の姿勢」だと指摘される。
「ROE向上」や「PBRの改善」「1株利益希薄化懸念に対応」。
そして上場維持基準の「流通株式比率の引き上げ」。
自社株を消却すると流通株式比率は上昇するからだ。
因みに2023年度の事業法人は4兆9012億円の買い越し。
最大の買い主体だった。
信用残の増加という仮需に加え事業法人の自社株買いと言う実需。
2023年の海外投資家は現物6兆2906億円の買い越し。
個人は現物3兆2110億円の売り越し。
信託銀行が現物5兆4175億円の売り越し。
海外投資家に依存するような相場観はもう衰退するかも知れない。
それこそ「脚下照光」だ。

23日(火)の日本経済新聞朝刊に登場したJEITA(電子情報技術産業協会)の広告。
記事よりも役に立ちそうな気がした。

★村田製作所(6981)
「ムラタは、これからも部品は小さく、夢は大きく。
あった、あったムラタの暮らしを支える力」。

★TDK(6762)
「テクノロジーですべての人を幸福に」

★ローム(6963)
京都から。エレクトロニクスの未来を創る」

★太陽誘電(6976)
「セラコンって何?」

★アルプスアルパイン(6770)
「結構なお部品で。電子部品と車載情報システムの」

フィジカル空間もサイバー空間も大きく変化するためにはタッチパネルも高周波部品も抵抗器もトランスが必要。
こういう電子部品が必要となる。
年末のCEATECではデジタルツインやメタバースが話題になりそうな気配。


みずほ証券の22日付のクオンツリポートは5月のMSCIの指数定期見直し。
大・中型株から構成される代表的な株価指数「スタンダード指数」に日本株は2銘柄の採用。
12銘柄の除外を予想した。
MSCIによる発表は5月15日朝(日本時間)、リバランスは31日引けで発生する見込み。


各銘柄の想定パッシブ需要は下記の通り。

・採用候補

       銘柄略称       パッシブ需要               売買日数 確度

                      株数(千株) 金額(百万円)
7936 アシックス      6,455.6      42,826.4    5.0   High
6361 荏 原          3,694.9      47,221.3    4.8   High

・除外候補

6753 シャープ       -10,406.5     -8,207.6    -2.9 High
3291 飯田GHD      -6,168.3    -11,904.9    -5.8 High
6806 ヒロセ電        -1,160.0    -18,328.2    -7.0 High
6845 アズビル        -4,811.3    -20,106.3    -8.4 High
7951 ヤマハ          -5,244.4    -16,635.2    -5.3 High
4732 ユー・エス・エ -16,448.0    -19,490.9    -8.4 High
9962 ミスミG       -11,389.7    -24,801.0    -5.7 High
7747 アサヒインテッ  -8,692.3    -18,610.2    -4.1 High
3281 GLP           -187.7     -23,892.6    -8.9 High
8972 KDX不動       -165.7     -25,553.4    -7.4 High
8953 都市ファント     -279.6     -25,775.8    -9.7 High
1803 清水建         -20,822.9    -18,530.3    -4.2 Mid
9007 小田急         -12,528.9    -21,888.0    -6.0 Low

火曜日の朝ドラ「虎の翼」を見ていて興味深かったのは帝大と明大。
舞台は大学近くの甘味処「竹もと」。
そこに弁護士の妻で明大女子部出身で法学部生の梅子。
長男で帝国大学に通う長男が偶然来店。
寅子たちがあいさつして長男が去っていたあとのこと。
帝大にコンプレックスを持つ明大の男子学生たちは全員「スンっ」とした表情。
押し黙ってしまった。
明律大学OBに弁護士や公認会計士はいるものの確かに高級官僚はいない。
当方の頃は商学部の4年生が日銀に内定してビックリ。
クラブにはラグビー以外で初めてトヨタに入社した先輩がいた。
かといって、昔のOBたちは「スンっ」だったのか。
とても興味深かった。


◇━━━ カタリスト━━━◇

東京応化工(4186)・・・動兆

半導体製造工程で使われるフォトレジストで世界首位級。
液晶用や化学薬品、関連装置も展開。
のレジストはロジック向け回復、先端品牽引しDRAM上向く。
NAND顧客は下期にかけ生産調整期脱し復調。
AI半導体向けに後工程材料伸びる。
市場拡大受け30年売上高見通しを3500億円へ1500億円上乗せ。
韓国第2工場用地を31億円で取得、28年稼働へ。

(兜町カタリスト櫻井)