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値下がり優勢、売りが優勢
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、売りが優勢

 
東証グロース市場は、グロースCore、東証マザーズ指数はともに軟調。東証マザーズ指数の終値は前日比9.81ポイント(1.22%)安い793.51だった。前日の米ハイテク株安を受けて運用リスクを避ける動きが広がり、成長期待の高い銘柄が目立つ新興企業向け市場でも売りが優勢となった。
カヤックやココナラ、そーせいが下落した。一方、ビリングシスやテックファム、スパイダーが上昇した。
値上がり銘柄数163、値下がり銘柄数315と、値下がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に上場したウェルライは、買い気配のまま終え、売買が成立しなかった。気配値は公開価格(1170円)の2.3倍にあたる2691円まで切り上げた。
 
個別では、ビリングシステムがストップ高。VALUENEXは一時ストップ高と値を飛ばした。イオレ、LAホールディングス、サンワカンパニー、テックファームホールディングス、カヤックなど12銘柄は年初来高値を更新。unerry、グローム・ホールディングス、スパイダープラス、トレンダーズ、関通が買われた。
 
 一方、ベイシス、i−plug、Sharing Innovations、エアークローゼットが年初来安値を更新。ココナラ、グローバルセキュリティエキスパート、pluszero、ティムス、キャンバスが売られた。