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日経ジャスダック平均は5日続落、リスク回避の売り
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は5日続落、リスク回避の売り
 

日経ジャスダック平均株価は5日続落した。終値は前日比81円76銭(2.18%)安い3666円82銭だった。昨年来安値を更新し、20年12月以来の安値となる。
ジャスダック平均は大きく下落してスタートした。その後もじりじりと下げ幅を拡げ、後場からは一段安の展開となりほぼ安値引けとなった。
米長期金利の大幅な上昇も相まって東京市場全体でリスク回避の売りが広がり、ハイテク・グロース(成長)株の売りが厳しかった。個人投資家のセンチメントや資金余力の悪化が鮮明となるなか、更なる追い打ちとなったようだ。
フェローテクやウエストHD、田中化研が売られた。一方、マクドナルドや出前館、アミタHDは買われた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で557億円、売買高は6174万株。
値上がり銘柄数は72、値下がり銘柄数は567となった。
 
個別では田中建設工業、藤田エンジニアリング、クルーズ、ソフトフロントホールディングス、アルバイトタイムスなど100銘柄が昨年来安値を更新。ワイエスフード、アースインフィニティ、KYCOMホールディングス、シーズメン、アンビスホールディングスが売られた。
 
一方、アミタホールディングス、MITホールディングス、アピリッツがストップ高。ソーバル、丸八証券は昨年来高値を更新。グッドライフカンパニー、太洋物産、北川精機、ANAP、三光産業が買われた。