3日続落、北朝鮮警戒でリスク回避の流れ
【市況】ジャスダック市場(大引け)=3日続落、北朝鮮警戒でリスク回避の流れ
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ジャスダック市場の売買代金は概算で659億円、売買高は1億1375万株だった。
値上がり銘柄数は178、値下がり銘柄数は487となった。
北朝鮮を巡る地政学リスクの高まりで投資家心理が悪化し、朝方に大きく下げた後、徐々に持ち直した。前週末に決算を発表した銘柄を中心に売り買いが活発になった。
今期予想を上方修正したアエリアが大幅に上昇するなど業績評価の買いが下支えになった。
また、細谷火工など防衛関連銘柄は上昇した。
個別では、アズジェントがストップ安。ホロンは一時ストップ安と急落した。守谷商会、クルーズ、地域新聞社、ソフトフロントホールディングスなど30銘柄は年初来安値を更新。キャピタル・アセット・プランニング、アイフリークモバイル、アルファクス・フード・システム、オンキヨーが売られた。
一方、nms ホールディングス、アエリア、細谷火工、東洋ドライルーブ、ヒーハイスト精工など6銘柄がストップ高。小田原エンジニアリングは一時ストップ高と値を飛ばした。第一建設工業、オールアバウト、日本マクドナルドホールディングス、トシン・グループなど20銘柄は年初来高値を更新。グリムス、重松製作所、アバールデータ、スパンクリートコーポレーションが買われた。