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値下がり優勢、利益確定売り
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、利益確定売り

 
東証グロース市場は、前日に大幅高となった反動で利益確定売りが出た。一方、15日の米国株の上昇に加え、好材料が出た銘柄への買いが支えとなり、指数は上昇する場面もあった
日経平均株価やTOPIXは終日マイナスだったが、グロース250指数はプラス圏で推移する場面もあった。グロースCoreはしっかり。グロース250は小幅安。
東証グロース市場250指数は小幅に反落した。終値は前日比0.60ポイント(0.09%)安い691.14だった。
グロース市場の売買代金上位には決算で好業績が示されたGNIが入り、「決算発表を受けた売買が目立ち、カバー以外の銘柄にもお金が入った」との声が聞かれた。グロース市場全体の売買代金は、11月の1日の平均水準を大きく上回っており、個別の取引は活発だったことがうかがえる。
 
東証グロース市場ではデルタフライやフリーが下落した。一方、ジーエヌアイやカバーは上昇した。
値上がり銘柄数210、値下がり銘柄数316と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、ヘッドウォータース、ペルセウスプロテオミクス、アクアライン、エフ・コードがストップ高。ZUUは一時ストップ高と値を飛ばした。エムビーエス、ジーエヌアイグループ、ヌーラボ、SERIOホールディングス、テックポイント・インクなど6銘柄は年初来高値を更新。ハイアス・アンド・カンパニー、インテグラル、AeroEdge、くふうカンパニー、unerryが買われた。
 
 一方、Delta−Fly Pharma、Waqooがストップ安。ケアネット、アミタホールディングス、トランスジェニック、データホライゾン、駅探など41銘柄は年初来安値を更新。うるる、i−plug、NexTone、イオレ、BuySell Technologiesが売られた。