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小幅続伸スタート 前週末の米株高で
【市況】東京株式(寄り付き)=小幅続伸スタート 前週末の米株高で
【寄り付き概況】

15日午前の日経平均株価は、前営業日比76円80銭高の2万8623円78銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、2.16ポイント高の1975.34で始まった。

前週末の米国株株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大幅高に買われたことで、東京市場でも幅広い銘柄に買いが優勢となっている。

米国ではインフレのピークアウトを示唆する経済指標が相次いでおり、これが強気筋の拠りどころとなっている。
空売りの買い戻しが全体指数を押し上げる展開が日米ともに顕著。日経平均は前週末に700円を超える上昇で2万8000円台後半に歩を進めたが、きょうもショートカバーや出遅れた向きの買いなどを背景に上値を追う動きが続きそうだ。

取引開始前に内閣府が発表した2022年4〜6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比2.2%増(年率換算、季節調整済み)だった。市場予想の中央値(2.5%増)を下回ったものの、株式市場の反応は今のところ限られている。

 

個別では、東エレクや信越化が高い。ソフトバンクグループやダイキン、テルモにも買いが入っている。一方、川崎汽など海運株は下げが目立つ。NTTデータやトヨタも下落。前週末に決算を発表したリクルートも売られている。