マザーズ指数は4日ぶり反落、利益確定売りが優勢
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は4日ぶり反落、利益確定売りが優勢 |
週末要因もあって目先の利益を確定する動きが強まった。特にSOSEIなどのバイオ株や直近IPO銘柄の一角で下げが目立った。値動きの軽い材料株には物色が向かったものの、指数を押し上げるには至らなかった。
米保護主義への警戒感から東京市場は手控え商状となって新興株も利益確定売りが進んだ。
値上がり銘柄数は85、値下がり銘柄数は151となった。
16日にマザーズに上場したフェイスNWは、公募・売り出し価格(公開価格)である1400円の2.3倍となる3200円で初値を付けた。終値は初値比21.9%安の2500円で、初値を基準とした制限値幅の下限(ストップ安水準)だった。
個別ではフェイスネットワークがストップ安。農業総合研究所、神戸天然物化学は昨年来安値を更新。テモナ、ジェネレーションパス、総医研ホールディングス、エスユーエス、エル・ティー・エスが売られた。
一方、富士山マガジンサービスがストップ高。SHIFT、アドバンスト・メディア、ALBERT、ラクス、メディアシークなど8銘柄は昨年来高値を更新。ジーニー、みんなのウェディング、メドピア、メディカルネット、Mマートが買われた。