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値上がり優勢、中小型株に個人の買い
【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値上がり優勢、中小型株に個人の買い

 
東証スタンダード市場は年初からの相場急上昇の日柄調整局面にあるなかで、中小型株に投資資金が若干ながらシフトしており、物色に広がりが見えつつある。個人の買いが支えになったが、上昇した銘柄には利益確定売りも出て株価の上値を抑えた。スタンダードTOP20は小幅安。出来高は5億1269万株。
値上がり銘柄数801、値下がり銘柄数611と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、デュアルタップ、アズジェント、さくらケーシーエス、放電精密加工研究所、メディアリンクスなど6銘柄がストップ高。鈴与シンワートは一時ストップ高と値を飛ばした。岐阜造園、クックパッド、カンロ、エヌアイデイ、CDGなど68銘柄は年初来高値を更新。タカキュー、ヤマト・インダストリー、東京ボード工業、シリウスビジョン、タカチホが買われた。
 
一方、ヤマイチ・ユニハイムエステート、アルファグループ、東京個別指導学院、東映アニメーション、シーボンなど14銘柄が年初来安値を更新。栗林商船、ダイドーリミテッド、中北製作所、CAPITA、あんしん保証が売られた。