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【今週の展望】米大統領選が迫るなか、米ドル円の値動きは限定的となりそうか
【為替】【今週の展望】米大統領選が迫るなか、米ドル円の値動きは限定的となりそうか
[概況]

 
今週の外国為替市場において、米ドル円は米大統領選を約2週間後に控え、引き続き105円台半ば付近の水準でもみ合いの推移が続きそうか。米大統領選における最新の世論調査によるとバイデン候補が優勢との情報が伝わっている。
 
また、トランプ米大統領とバイデン候補のTV討論会は10月22日まで続く予定となっており、両候補の支持率などに注目したい。そのほか、ペロシ米下院議長は米大統領選・議会選が行われる11月3日より前に追加景気対策法案で合意する望みを失っていないとしたうえで、協議の期間を20日に設定した。同法案の合意期待などから、米ドル円は上昇する可能性も考えられるため、協議の行方には注目だ。
 
また、今週の主な米経済指標としては、20日に9月住宅着工件数(予想:145万件 前回:141.6万件)、22日に米新規失業保険申請件数(予想:86.0万件 前回:89.8万件)、9月米中古住宅販売戸数(予想:625万件 前回:600万件)などが予定されている。


[提供:カネツFX証券株式会社]