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反発スタート、米株高を受け
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、米株高を受け
【寄り付き概況】

19日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比153円57銭高の2万9095円71銭。再び2万9000円台に乗せている。

前日の米株式市場は、NYダウは18ドル高と反発。米経済指標などが堅調で底堅い値動きとなった。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場は2万9000円台を回復して始まった。

また、18日の米株式市場で、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2%超上昇した。同日の通常取引終了後に半導体製造装置大手のアプライドマテリアルズ(AMAT)が2022年5〜7月期決算を発表し、売上高や1株利益が市場予想を上回ったことを受け、時間外取引でもAMAT株が上昇した。東京市場でも東エレクやアドテストといった値がさの半導体株に買いが波及している。


東京外国為替市場で円相場が1ドル=136円台に下落しており、自動車や機械など輸出関連の支援材料となっている面がある。

東証株価指数(TOPIX)は反発している。再び節目の2000を上回っている。

寄り付き時点で業種別では33業種中、28業種が高く、値上がりは石油、電気機器、海運、化学、機械など。値下がり上位に医薬品、空運など。

個別では、ファストリやダイキン、ソニーGが上昇している。ホンダや日立、商船三井も高い。一方、第一三共やNXHD、サイバーが安い。中部電や東電HDなど電力株の下げている。