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マザーズ指数は反発、押し目を狙う動き
【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は反発、押し目を狙う動き

東証マザーズ指数は前日比2.07ポイント高の838.83ポイントと反発した。
NYダウなど主要株価指数は値を下げ、個人投資家の投資マインドの悪化につながると見込まれたが、日経平均も前日終値付近で寄り付き、2万2500円を挟んでもみ合う展開に終始した。
マザーズ指数、JASDAQ指数はともに、押し目を狙う動きが出たもようで底堅い展開だった。好材料銘柄を物色する動きとなっている。そーせいやミクシィ、ブシロードが上げ、指数の上昇に寄与した。
ただ、市場では「投資家の関心が主力の東証1部市場に向かっているだけに買い見送られている」との声も聞かれるが、業績不安への警戒感が拭えないのだろう。マザーズ先物へのヘッジ売りなどには注意が必要だろう。
値上がり銘柄数は167、値下がり銘柄数は117となった。
 
個別では、霞ヶ関キャピタルがストップ高。エディア、イノベーション、ブシロードなど4銘柄は年初来高値を更新。アクアライン、ログリー、ギフト、手間いらず、エルテスが買われた。
 
一方、リネットジャパングループ、アドバンスト・メディア、クラウドワークス、はてな、ウォンテッドリーなど12銘柄が年初来安値を更新。アクトコール、エヌ・ピー・シー、SERIOホールディングス、シンメンテホールディングス、フィードフォースが売られた。