突発的な動きに注意、英ポンド円。
【為替】突発的な動きに注意、英ポンド円。
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10日の東京外国為替市場は、各通貨とも限定的な値動きだった。理由は新規の材料に欠けたことと、FOMCなど重要指標を前に様子を見ようとするムードが広がっていることだ。米ドル円は108.50円〜108.60円を中心とした取引だった。そんなか欧州時間に入って動意の生まれているのが英ポンド円で、一時142円台半ばから高値である143.04円まで上昇している。目立った材料は出ていないので、12日の英総選挙を前にして相場が神経質になっているのかもしれない。
さて、本日は目立った経済指標もなく、この後は比較的落ち着いた相場付きとなりそうか。ただ、前記した通りブレクジットの行方が決まる総選挙を前にしているため、英ポンド円は突発的な動きを見せる可能性があり注意したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]