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反落スタート、前日急伸の反動
【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、前日急伸の反動
【寄り付き概況】
 
25日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比394円17銭安の3万8065円91銭。
 
前日の米国株市場では米長期金利が再び上昇に転じたことを受け積極的な買いが見送られ、NYダウは小幅ながら5日ぶりに反落した。大手IT企業の決算発表や重要経済指標の開示を前にこの内容を見極めたいとの思惑も上値を重くした。
ナスダック総合株価指数は小幅高で引けたものの、東京株式市場では気迷いムードから売りが優勢となっている。
 
日経平均は前日に先物主導で900円を超える上昇を示したこともあり、きょうはその反動が出やすいだろう。
 
外国為替市場では急速な円安が進んでいるものの、あすに日銀の金融政策決定会合の結果発表や植田日銀総裁の記者会見を控え、ポジション調整の売りが全体指数を押し下げている。
 
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
 
個別では、ファストリや安川電が安い。東エレクやアドテスト、信越化など半導体関連株の下げも目立つ。一方、エーザイやアステラスが高い。富士電機や東ガス、旭化成が上昇した。