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日経ジャスダック平均は反発、投資家心理が改善
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反発、投資家心理が改善
 

日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比27円68銭高の3811円59銭とおよそ2週ぶりの高値だった。
米株高基調が続き、投資家心理が改善。新興企業株にも買いが入った。ただ1日を通じて東証1部の輸出関連株に資金が集まりがちだったため、寄り付き後の日経ジャスダック平均は高値圏で一進一退となった。
また、仮想通貨関連株を中心に買い注文が集まり、堅調な値動きだった。
仮想通貨の急騰を受けて、「個人投資家の買い意欲が刺激された」という。
関連銘柄の上昇により、値動きが活発な銘柄にも買いが波及し、市場の雰囲気が盛り上がった。ただ、売買代金は依然として低調で、「投資意欲が復調したとは言い切れない」との指摘もあった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で476億円、売買高は8948万株だった。値上がり銘柄数は430、値下がり銘柄数は203となった。
 
個別では,フューチャーベンチャーキャピタルがストップ高。秋川牧園、ウエストホールディングス、夢の街創造委員会、市進ホールディングス、昭和システムエンジニアリングなど10銘柄は年初来高値を更新。エムティジェネックス、平山ホールディングス、キャピタル・アセット・プランニング、Shinwa Wise Holdings、GMOペパボが買われた。
 
一方、アクシーズ、ヒビノ、ホリイフードサービス、バッファロー、菊池製作所など13銘柄が年初来安値を更新。オービス、ジェーソン、ウチダエスコ、キムラ、ニューフレアテクノロジーが売られた。