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日経ジャスダック平均は続伸、個別に材料が出た銘柄への物色
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は続伸、個別に材料が出た銘柄への物色
 
経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。終値は前週末比8円01銭高い3937円02銭となった。
3月期企業の決算発表本格化を控えて東証1部に上場する大型株の上値が重くなる中、相対的に値動きの軽い中小型株に個人投資家などの資金流入が続いた。
相場全体は方向感を欠く展開となり、個別に材料が出た銘柄への物色が目立った。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で535億円、売買高は1億974万株だった。値上がり銘柄数は349(スタンダード326、グロース23)、値下がり銘柄数は268(スタンダード253、グロース15)、変わらずは67(スタンダード65、グロース2)。
 
個別では、ルーデン・ホールディングス、クロスキャット、アスラポートと業務提携すると一部で報じられた小僧寿しがストップ高。ウエストホールディングス、三信建設工業、銚子丸、東武住販、アルファグループなど21銘柄は年初来高値を更新。
仮想通貨マイニング(採掘)の稼働開始を5月11日に決定したと発表したフォーサイド。その他では、ジャストプランニング、三光産業、エヌジェイホールディングスが買われた。
 
一方、神田通信機、ホリイフードサービス、フーマイスターエレクトロニクス、ハピネス・アンド・ディ、大阪油化工業など7銘柄が年初来安値を更新。ANAPは、前週末までの上昇に対する反動から利益確定売りが広がった。先週末に急伸した反動からネクスグループ、システム ディ、リーバイ・ストラウス ジャパン、新日本建物が売られた。