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値下がり優勢、米ハイテク株の下落を受け
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、米ハイテク株の下落を受け

 
東証グロース市場は、1日の米株式市場でのハイテク株の下落を受けて新興株にも売りが波及した。国内ではあすから大型連休の後半を迎えることもあって持ち高整理の売りも出やすかった。
東証グロース市場250指数の前引けは前日比2.65ポイント(0.41%)安の643.60だった。グロースCoreも値を下げた。
東証グロース市場250指数は上昇する場面もあった。米国の金融引き締めへの過度な懸念が薄れて1日の米長期金利は低下した。国内の長期金利も低下する場面があり、高成長期待のグロース市場銘柄の割高感が薄れたのが支えになった。
 
グロース市場ではQPS研究所やカバーが下落した。一方、データセクやTWOSTは上昇した。
値上がり銘柄数191、値下がり銘柄数302と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではGreen Earth Instituteが一時ストップ高と値を飛ばした。ツクルバ、セキュア、jig.jpは年初来高値を更新。売れるネット広告社、キャスター、データセクション、GLOE、和心が買われた。
 
一方、アスカネット、メディカルネット、ビザスク、カルナバイオサイエンス、シンバイオ製薬など12銘柄が年初来安値を更新。ジェイドグループ、リンカーズ、ダブルエー、Birdman、ASJが売られた。