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日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、投資家心理が弱気
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、投資家心理が弱気
 

日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比4円13銭安い3615円61銭だった。不二精機など新興市場の一部の景気敏感株への買いが指数を下支えしたが、午後に東京都による飲食店への時短要請が伝わると投資家心理が弱気に傾き、下げに転じた。出前館やマクドナルド、ウエストHDが下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で707億円、売買高は1億2723万株と、10月22日以来およそ1カ月ぶりの高水準だった。値上がり銘柄数は274、値下がり銘柄数は345となった。
 
25日にジャスダック市場に新規上場したミットは買い気配のまま上場初日の取引を終えた。取引開始から買いが優勢で、気配値を公募・売り出し価格(公開価格、690円)の2.3倍にあたる1587円に切り上げた。
 
個別では、タウンニュース社、川辺が年初来安値を更新。ディ・アイ・システム、リバーエレテック、不二ラテックス、不二硝子、HAPiNSが売られた。
 
一方、エッチ・ケー・エスがストップ高。ホーブは一時ストップ高と値を飛ばした。協和日成、ジェクシード、ニッポン高度紙工業、光ビジネスフォーム、フジプレアムなど14銘柄は年初来高値を更新。ディーエムソリューションズ、テラ、シライ電子工業、エージーピー、ヒーハイストが買われた。