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日経ジャスダック平均は4日ぶり反落、利益確定売りの動き
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は4日ぶり反落、利益確定売りの動き
 

日経ジャスダック平均株価は小幅ながら4営業日ぶりに反落した。終値は前日比2円60銭(0.07%)安い3529円05銭となった。
前日の米国株高や1ドル=109円台の円安基調をはじめとした良好な外部環境を背景に買いが先行した。ただ、前日に年初来高値を更新しており、連騰が続いた反動で利益確定売りの動きが強まった。もっとも米主要株価指数が連日で過去最高値を更新している中で売り急ぐ雰囲気は乏しく、下落幅は限られた。
前日に19年4〜9月期決算を発表したワークマンが目先の好材料が出尽くしたとの見方から売られた。
市場では「次第に利益確定売りが増加した」との声が聞かれ、終始上値の重い展開となっていた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で558億円と前日(469億円)を上回った。売買高は9474万株。値上がり銘柄数は274、値下がり銘柄数は320となった。
 
個別では、ルーデン・ホールディングス、三洋堂ホールディングス、ラック、ユーラシア旅行社が年初来安値を更新。新都ホールディングス、オリコン、エスイー、ムトー精工、不二硝子が売られた。
 
 一方、ネクスグループが一時ストップ高と値を飛ばした。安江工務店、藤田エンジニアリング、暁飯島工業、東北新社、ヴィレッジヴァンガードコーポレーションなど23銘柄は年初来高値を更新。グローム・ホールディングス、フルヤ金属、ETSホールディングス、レカム、シンポが買われた。