兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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反発スタート、自律反発見込んだ買い
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、自律反発見込んだ買い
【寄り付き概況】
 
26日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比97円13銭高の3万7725円61銭。
 
前日の米株式市場は、NYダウが375ドル安と続落したが、エヌビディアなどが買われフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が値を上げるなど米半導体株が上昇した。決算を発表したアルファベットやマイクロソフトも時間外取引で上昇している。
この米ハイテク株高の流れのなか、東京株式市場で日経平均株価は上昇し買い先行でスタートした。
 
 
きょうは日銀の金融政策決定会合の結果発表を控える。国内の債券市場では長期金利が0.930%と、2023年11月以来の高水準を付ける場面があった。日銀が国債買い入れの減額を検討するとの観測が浮上し、金利には上昇圧力がかかっている。積極的な運用リスクは取りづらく、日経平均の上値は限定的となっている。
 
東証株価指数(TOPIX)は前日終値を挟んだ動きとなっている。
 
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)、ダイキン、キーエンスが高い。一方、信越化、中外薬、デンソー、エムスリーが安い。