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マザーズ指数は続伸、押し目買い
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は続伸、押し目買い

 
東証マザーズ指数は前週末比0.06ポイント高の883.21ポイントと続伸した。
割安感が強まったとみた個人投資家が押し目買いを入れ、指数を押し上げた。朝方は米国の金利上昇を警戒しグロース(成長)株が多いマザーズ市場の主力銘柄には売りが出て、指数はマイナス圏で推移していた。
フリーやそーせい、Appierが上昇した。半面、メルカリやビジョナルは下落した。
市場からは「マザーズ指数は昨年末から約100超下げており、自律反発狙いの買いも多くなってきた」との声があった。米国の金融引き締め加速に対する警戒感からグロース株が売られる展開が続いており、「連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの見通しが不透明なうちは底打ちしにくい」との声が聞かれた。
値上がり銘柄数は182、値下がり銘柄数は230となった。
 
個別では、エクスモーション、キャリアがストップ高。サイエンスアーツは一時ストップ高と値を飛ばした。ブライトパス・バイオ、THECOO、CS−C、Green Earth Institute、T.S.Iが買われた。
 
一方、Lib Work、インタースペース、総医研ホールディングス、ジェイフロンティア、ベガコーポレーションなど68銘柄が昨年来安値を更新。セーフィー、ラキール、ツクルバ、GA technologies、リネットジャパングループが売られた。