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「銀行株が堅調」
「銀行株が堅調」
「失われた10年」

「銀行株が堅調」

週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチ。
NYダウとS&P500は3日続伸。
ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズによるシリコンバレー銀行(SVB)の買収で銀行株に対する投資家心理が好転。
一方、テクノロジー株が軟調でNASDAQは3日ぶりに反落。
S&P500銀行株指数は3.1%、KBW地銀株指数は0.6%上昇。
JPモルガン・チェースは2.9%高、バンク・オブ・アメリカが5%高。
ファースト・シチズンズは50%超上昇。
ファースト・リパブリック・バンクも11.8%高。
米ブルームバーグ・ニュースは25日、米当局が緊急融資制度の拡充など一段の銀行支援策を検討していると報じた。
アップルは1.2%安。
ウォルト・ディズニーは1.6%高。
国債利回りは上昇。
ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズの発表。
「経営破綻したSVBの預金、融資債権、一部資産を米連邦預金保険公社(FDIC)から取得する」。
これを受けて債券市場の不安感が和らいだ。
FRBが5月に0.25%追加利上げを行う確率は51%。
金利を据え置く確率は49%。
12月までに4.20%への利下げを見込んでいる。 
10年国債利回りは3.539%。
2年国債利回りは4.007%。
独IFO経済研究所業況指数は93.3。
前月の91.1から上昇した。
エネルギー危機やインフレ高進にもかかわらずドイツ経済は回復基調。
市場予想(91.0)も上回り5カ月連続上昇。
期待指数は91.2と、前月改定値の88.4から上昇。
少なくとも過去1年で最高となった。
ドル円は131円台半ば。
WTI原油先物5月限は前日比3.55ドル(5.1%)高の72.81ドル。
ビットコインは1.94%安の2万7092ドル。
先週は2万8917.46ドルと9カ月ぶりの高値を付けていた。
SKEW指数は125.50→126.88→126.00。
恐怖と欲望指数は33→36。

週明けのNYダウは194ドル(0.60%)高の32432ドルと3日続伸。
高値32564ドル、安値32276ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは91.54%(前日89.11%)。
NASDAQは55ポイント(0.47%)安の11768ポイントと3日ぶりに反落。
高値11903ポイント、安値11739ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは80.90%(前日80.02%)。
S&P500は6ポイント(0.16%)高の3977ポイントと3日続伸。
高値4003ポイント、安値3970ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは83.84%(前日80.81%)。
ダウ輸送株指数は180ポイント(1.31%)高の13887ポイントと続伸。
SOX指数は37ポイント(1.20%)安の3083ポイントと反落。
VIX指数は20.60と低下。
NYSE出来高は9.58億株(前日10.34億株)。
3市場合算出来高は103.2億株(前日110.8億株、直近20日平均は129億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比55円高の27325円。
ドル建ては大証日中比120ポイント高の27390円。
ドル円は131.56円。
10年国債利回りは3.539%。
2年国債利回りは4.007%。

「今期は受け渡しベースであと2日」

週明けの日経平均は寄り付き91円高。
終値は91円(△0.23%)高の27476円と3日ぶりに反発。
TOPIXは6.52ポイント(△0.33%)高の1961ポイントと3日ぶりに反発。
プライム市場指数は3.33ポイント高の1009.36と反発。
4日連続で1000ポイント超。
東証マザーズ指数は3.45ポイント(▲0.46%)安の751.30と4日ぶに反落。
プライム市場の売買代金は2兆2884億円(前日は2兆5250億円)。
2月21日の2兆2796億円以来、ほぼ5週間ぶりの低水準。
値上がり1239銘柄(前日850銘柄)。
値下がり515銘柄(前日881銘柄)。
新高値33銘柄(前日30銘柄)。
新安値2銘柄(前日12銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは112.16(前日112.60)。
NTレシオは14.01倍(前日14.01倍)。
3日連続で14倍台。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
TOPIXは5勝7敗で41.66%。
マザーズ指数は6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(27598円)からは△0.44%(前日△0.08%)。
9日連続で下回った。
下向きの75日線は27214円。
4日連続で上回った。
200日線を下回った。
横這いの200日線(27363円)からは△0.41%(前日△0.81%)。
4日連続で上回った。
上向きの5日線は27338円。
4日連続で上回った。
25日線が75日線と200日線を上回った状態は23日連続。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.501%(前日▲10.697%)
買い方▲9.085%(前日▲9.093%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.007%(前日▲9.202%)。
買い方▲22.977% (前日▲22.802%)。
空売り比率は43.6%(前日46.0%、11日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.2%(前日8.4%)。
日経VIは19.01(前日19.08)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.84倍(前日12.80倍)。
9日連続で12倍台。
前期基準では13.33倍。
EPSは2139円(前日2139円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.15倍(前日1.15倍)。
BPSは23892円(前日23813円)。
10年国債利回りは2月24日以来の取引成立せず(前日0.280%)。
日経平均の予想益回りは7.79%。
予想配当り利回りは2.38%。
プライム市場の予想PERは13.86倍。
前期基準では14.07倍。
PBRは1.17倍。
プライム市場の予想益回りは7.21%。
配当利回り加重平均は2.567%。
プライム市場の単純平均は10円高の2457円。
プライム市場の売買単価は2367円(前日2376円)。
プライム市場の時価総額は706兆円(前日703兆円)。
ドル建て日経平均は209.75(前日210.25)と4日ぶりに反落。
53日連続で200ドル台。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比55円高の27325円。
高値27350円、安値27090円。
大証先物夜間取引終値は日中比70円高の27340円。
気学では「保ち合いかジリ安を辿ること多し」。
水曜は「吹き値売り方針の日」。
木曜は「新安値をつけると目先の底」。
金曜は「前日の足取りに逆行して動く日」。
ボリンジャーのプラス1σが28033円。
マイナス1σが27163円。
マイナス2σが26728円。
3月権利配当落ち分は約252円。


《今日のポイント3月28日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチ。
   NYダウとS&P500は3日続伸。
   NASDAQは3日ぶりに反落。
   10年国債利回りは3.539%。
   2年国債利回りは4.007%。
   ドル円は131円台半ば。
   SKEW指数は125.50→126.88→126.00。
   恐怖と欲望指数は33→36。
   
(2)ダウ輸送株指数は180ポイント(1.31%)高の13887ポイントと続伸。
   SOX指数は37ポイント(1.20%)安の3083ポイントと反落。
   VIX指数は20.60と低下。
   NYSE出来高は9.58億株(前日10.34億株)。
   3市場合算出来高は103.2億株(前日110.8億株、直近20日平均は129億株)。
   シカゴ225先物円建ては大証日中比55円高の27325円。
   
(3)プライム市場の売買代金は2兆2884億円(前日は2兆5250億円)。
   2月21日の2兆2796億円以来、ほぼ5週間ぶりの低水準。
   値上がり1239銘柄(前日850銘柄)。
   値下がり515銘柄(前日881銘柄)。
   新高値33銘柄(前日30銘柄)。
   新安値2銘柄(前日12銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは112.16(前日112.60)。 
   NTレシオは14.01倍(前日14.01倍)。
   3日連続で14倍台。
   サイコロは5勝7敗で41.66%。


(4)下向きの25日線(27598円)からは△0.44%(前日△0.08%)。
   9日連続で下回った。
   下向きの75日線は27214円。
   4日連続で上回った。
   200日線を下回った。
   横這いの200日線(27363円)からは△0.41%(前日△0.81%)。
   4日連続で上回った。
   上向きの5日線は27338円。
   4日連続で上回った。
   25日線が75日線と200日線を上回った状態は23日連続。


(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.501%(前日▲10.697%)
   買い方▲9.085%(前日▲9.093%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.007%(前日▲9.202%)。
   買い方▲22.977% (前日▲22.802%)。


(6)空売り比率は43.6%(前日46.0%、11日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は8.2%(前日8.4%)。
   日経VIは19.01(前日19.08)。
   2月16日の安値は14.63。


(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.84倍(前日12.80倍)。
   EPSは2139円(前日2139円)。
   11月15日の過去最高準は2238円。
   225のPBRは1.15倍(前日1.15倍)。
   BPSは23892円(前日23813円)。
   10年国債利回りは2月24日以来の取引成立せず(前日0.280%)。

(8)プライム市場の単純平均は10円高の2457円。
   プライム市場の時価総額は706兆円(前日703兆円)。
   ドル建て日経平均は209.75(前日210.25)と4日ぶりに反落。
   53日連続で200ドル台。

(9)ボリンジャーのプラス1σが28033円。
   マイナス1σが27163円。
   マイナス2σが26728円。
   3月権利配当落ち分は約252円。

今年の曜日別勝敗(3月27日まで)

月曜6勝5敗
火曜6勝4敗
水曜8勝4敗
木曜5勝6敗
金曜8勝4敗

世界銀行が発表した報告書。
労働力供給や生産性、投資を促進する野心的な取り組みを政策当局が採用しない限り、2022─30年の潜在的な世界経済成長率は年平均2.2%。
約30年ぶりの最低の水準に陥りかねないと警告。
2011─21年の年平均2.6%を下回り、2000─10年の年平均3.5%の約3分の2に相当する。
そうなれば世界経済にとって「失われた10年」となると警告した。
予想される潜在的なGDP成長率の広範な鈍化を覆すことができなければ、気候変動対策や貧困の低減に対する世界の取り組みに重大な影響を及ぼすと指摘。
しかし、持続可能な分野への投資を促進すると共に貿易コストを削減し、サービスの成長を活用。
労働力参加拡大の協調的な取り組みを実施すれば潜在的GDP成長率を最大0.7%ポイント押し上げ、2.9%へ引き上げられるとの見方。
世銀のチーフエコノミスト、インダーミット・ギル氏のコメント。
「世界経済にとって失われた10年が進行している可能性がある。
労働市場を刺激して生産性を高め、投資を加速する政策を進めればこの傾向を覆すことができる」。
た過去数年間に重なった危機で約30年続いた経済成長が終わり、生産性の鈍化に対する不安も増大しているという指摘もある。


(兜町カタリスト櫻井)