兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

欧米株安を受け利益確定売り先行
【市況】東京株式(寄り付き)=欧米株安を受け利益確定売り先行
【寄り付き概況】

13日午前の日経平均株価は、前営業日比73円86銭安の2万2607円56銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、2.40ポイント安の1798.04で始まった
 
前週末のNYダウ続落や欧州株安を受け、利益確定売りが先行した。上昇相場に対する調整が続いている。
ただ、下値では日銀のETF買いが入ることが予想されるほか、出遅れた機関投資家や個人などの買いが想定され、下げ幅は限定的となるとの見方も強い。足もとは為替相場も1ドル=113円台後半と円安方向に振れていることもプラスに働くだろう。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、6業種前後が高く値上がり上位に石油、その他製品、金属製品など。値下がりで目立つのは繊維、ゴム製品、倉庫など。
 
相場のけん引役だった主力処には利益確定も出やすく、売り買いが交錯しやすいだろうが、先高観が後退した訳ではなく、一方で相対的に出遅れている中小型株を見直す流れが期待されそうだ。
 
個別では、ソフトバンクG、ファーストリテ、三菱UFJ、みずほFG、野村などが弱含み。ブリヂストンが下押し、東洋ゴムは大幅安で、日産自、ホンダ、東エレク、ソニー、ファナック、安川電、三井不がさえない。
半面、NTT、任天堂は堅調。トヨタは強含み。JXTGが値を上げ、三井金は買い気配。神戸鋼が小じっかりとなっている。
 
外資系等は、日清食品(2897)、ネクソン(3659)、ロート(4527)、上村工業(4966)、三井金(5706)、牧野フ(6135)、アルバック(6728)、セイノー(9076)、NTT(9432)、ドコモ(9437)、ハウス食(2801)、資生堂(4911)、マツキヨ(3088)、SUMCO(3436)、リゾートトラ(4681)、トレンド(4704)、日立ハイテク(8036)、リロ(8876)、GMOインター(9449)、特陶(5334)、ディスコ(6146)、西松(1820)、清水建(1803)、三電機(6503)、サンフロンティア(8934)、ユニチャーム(8113)に注目。
 
 
225先物はみずほ・シティ・メリル・GS・ドイツ・バークレイズ・UBS・アムロが買い越し。
モルスタ・ソジェン・野村・JP・大和・パリバが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・パリバ・バークレイズ・アムロが買い越し。
JP・野村・みずほ・シティ・クレディが売り越し。
 
テクニカル的には、SFoods(2292)、アイロム(2372)、バイタル(3151)、キリン堂(3194)、野村不(3231)、SUMCO(3436)、セーレン(3569)、ヒトコム(3654)、大王紙(3880)、BML(4694)、有沢(5208)、駒井ハル(5915)、IBJ(6071)、住友精密(6355)、フォスタ(6794)、三井 ハイ(6966)、白銅(7637)、三益半導体(8155)、チヨダ(8185)、ゼビオ(8281)、北沢産(9930)が動兆。