日経ジャスダック平均は3日続伸、買い安心感が広がる
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【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は3日続伸、買い安心感が広がる
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日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前週末比19円83銭高い3531円65銭だった。
前日の米国株の大幅高や円安進行を背景にリスクオンムードが強まるなか、日経平均が大幅に上昇し、大きく2万3000円台を回復するなど騰勢を強めたため、新興市場でも個人投資家のセンチメントが改善し、前週につけた年初来高値を上回るかたちとなった。
投資余力の増した個人投資家が、好調な月次売上高を発表したワークマンなど好材料を発表した銘柄を中心に買いを入れた。
ただ、投資家の関心は引き続き東証1部の主力銘柄にあるだけに、積極的に上値を買い上がる雰囲気にはなっておらず、買い一巡後はこう着感の強い展開となっていた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で469億円、売買高は6694万株だった。
値上がり銘柄数は393、値下がり銘柄数は231となった。
個別ではエムケイシステム、シンバイオ製薬、不二硝子、ヒーハイスト精工がストップ高。日本パレットプール、テクノホライゾン・ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。安江工務店、美樹工業、日本電技、東北新社、アルテ サロン ホールディングスなど26銘柄は年初来高値を更新。シンポ、ムトー精工、ケイブ、グローム・ホールディングス、ソフィアホールディングスが買われた。
一方、山陽百貨店が年初来安値を更新。YKT、エヌジェイホールディングス、ニチリョク、ASIAN STAR、ミサワホーム中国が売られた。