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反落スタート、短期的な過熱感を意識
【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、短期的な過熱感を意識
【寄り付き概況】
 
16日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比120円11銭安の3万3399円59銭。
 
前日の欧州株市場で主要国の株価指数が総じて高かったほか、米国株市場でもNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上値追いを続けた。
 
ただ、ナスダック総合株価指数は小幅高にとどまり、取引時間中は一時マイナス圏に沈むなど上値は重かった。東京市場では前日に日経平均が800円を超える上昇で今年最大の上げ幅を記録したこともあり、目先はその反動で利益確定売り圧力も意識されやすい。
 
一方、外国為替市場でドル高・円安方向に振れていることは、輸出セクターやインバウンド関連株などに追い風となる可能性があるだろう。
 
東証株価指数(TOPIX)は続伸。
 
個別では、リクルートやソフトバンクグループ(SBG)、信越化が上げている。一方、アドテストや第一三共、村田製は下げている。