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マザーズ指数は反発、新規上場2銘柄が好調なスタート
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は反発、新規上場2銘柄が好調なスタート

東証マザーズ指数は前日比7.54ポイント高の875.96ポイントと反発した。
マザーズ市場は、日本市場が全面高商状となるなか個人投資家のセンチメントも改善し、材料のある個別株が物色されるかたちで反発となった
また、マザーズに新規上場した2銘柄がいずれも好調なスタートを切ったことで、「最近新規公開した銘柄を中心に活発な売買がしばらく続く可能性が高い」との声が上がっていた。
値上がり銘柄数は173、値下がり銘柄数は113となった。

マザーズ市場に新規上場したHENNGEは初値を4.8%下回る1904円で初日を終えた。午前に公募・売り出し価格(公開価格、1400円)を42.9%上回る2001円で初値を付けた。
 
同日マザーズに上場したAIクロスは制限値幅の上限(ストップ高水準)となる初値比400円(22.2%)高の2200円で終えた。午前に公開価格(1090円)を65.1%上回る1800円で初値を付けていた。

 
個別ではAI CROSSがストップ高。アクリートは一時ストップ高と値を飛ばした。手間いらず、くふうカンパニー、マネジメントソリューションズ、ライフネット生命保険、ブシロードは年初来高値を更新。ディジタルメディアプロフェッショナル、エル・ティー・エス、霞ヶ関キャピタル、CYBERDYNE、ベルトラが買われた。
 
一方、Chatwork、パワーソリューションズ、中村超硬、日本アセットマーケティングが年初来安値を更新。ピーバンドットコム、ポート、フレアス、ブリッジインターナショナル、カイオム・バイオサイエンスが売られた。