日経ジャスダック平均は反落、時価総額上位銘柄が売られる
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【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反落、時価総額上位銘柄が売られる
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日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比18円58銭(0.48%)安い3819円03銭だった。
ジャスダック市場は軟調な展開となった。前日12日の米株式市場のダウ平均は続伸。12月消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想並みにとどまり、米長期金利が一時低下してハイテク株中心に買いが優勢となったが、高インフレ懸念も根強く上値は限定的となった。主要株価指数がそろって上昇したがほぼ横ばいとなった米株市場を受けて本日のジャスダック平均は上昇してスタート。ただ、寄り付き直後にマイナス圏に転落、その後もじりじりと下げ幅を拡げた。個別材料株への物色が旺盛だったが、時価総額上位銘柄の多くが軟調に推移した。東映アニメやアンビスHDが下落した。半面、田中化研やハーモニックは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で492億円、売買高は5446万株だった。値上がり銘柄数は247、値下がり銘柄数は328となった。
個別では、ソフトウェア・サービス、テンダ、ビーマップ、アルマード、シリウスビジョンなど9銘柄が昨年来安値を更新。エフアンドエム、グローム・ホールディングス、ジーダット、アンビスホールディングス、Nexus Bankが売られた。
一方、ドーン、田中化学研究所、グラファイトデザイン、京写、日宣が買われた。