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反発スタート、 短期の戻り
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、 短期の戻り
【寄り付き概況】

13日の日経平均株価は小幅反発して始まった。始値は前日比66円96銭高の2万9605円69銭。前日に200円超下げて終わった反動で、短期的な戻りを期待した買いが優勢となっている。
前日の米国株市場では、NYダウが4日ぶりに反落するなど主要株指数が目先過熱感から揃って軟調となったが、新型コロナウイルスワクチンの普及加速を背景に景気回復への期待は根強く、下げは小幅にとどまっている。
東京株式市場では3月決算企業の決算発表本格化を前に買い手控えムードは募るものの、前日に日経平均が230円弱下げており、その分下値に対する抵抗力は発揮されそうだ。今週予定される日米首脳会談が意識されるなか、取引時間中は米株価指数先物のほか、香港や中国などアジア株市場の動向に左右されやすい地合いが想定される。
 
個別では、任天堂、ファーストリテ、三菱UFJ、日立、資生堂、東京海上、ホンダ、7&iHD、中外薬などが上昇している。一方、レーザーテック、東エレク、アドバンテスト、安川電、信越化、TDK、村田製、マネックスG、日本電産などが下落している。